血糖値を下げるために分泌されるインシュリンが身体に脂肪を蓄えてしまうということで、糖質制限によってインシュリンの分泌を抑えて痩せようというのが糖質制限ダイエット。

 

理屈では分かっていても、お米やパンはどうしても食べたくなってしまいますよね。だって美味しいんですもの。

 

そんなパン好きダイエッターに朗報です。低糖質でダイエット中にも罪悪感なく食べられる食パン、小麦ふすま粉パンなるものが登場しました。

 

普通のパンに比べて糖質が85%以上もカットされていて、しかもダイエットに嬉しい食物繊維も多めなんだとか。

低糖質小麦ふすま粉食パンと普通の食パンの栄養価比較

栄養成分(100gあたり)
  低糖質ふすま粉パン 一般の食パン
エネルギー 233kcal 264kcal
たんぱく質 15.2g 9.3g
脂質 12.7g 4.4g
炭水化物(糖質) 5.3g 44.4g
炭水化物(食物繊維) 19.2g 2.3g
食塩相当量 0.75 1.3g

 

食パン100gというと、普通の食パン8枚切りサイズで2枚分くらいになるでしょうか。

 

それだけ食べて、糖質がたったの5.3g。普通の食パンと比べて圧倒的に少ないのは看板通りですが、食物繊維が糖質の3倍以上っていうのは本当に驚きの数字ですよね。

 

パン好きダイエッターのために生まれた食パンと言っても過言ではありません。脂質も少なく、タンパク質は豊富という理想的な塩梅になっております。

 

ちなみに小麦ふすま粉パンには、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛なども含まれているそうですよ。健康的で素晴らしいことです。

低糖質の理由は?小麦ふすま粉について

低糖質のヒミツ というページに小麦ふすま粉の正体がありました。

 

パンに使う小麦の、胚乳の表皮部分のことを小麦ふすまと呼ぶそうです。この小麦ふすまは低糖質で食物繊維や栄養が豊富なんだとか。

 

ただ薄い表皮だけ集めてパンを作るので、普通の食パンと比べると遥かにお高いです。1斤530gで2100円はセレブの食べ物です。いくらパンが食べたくても手が出ないかも……

 

ライザップに通うくらいの本気ダイエッターだけどパンが無いと死んじゃう、みたいな方が購入されるのでしょうか。毎朝これが食べられたら幸せですね。