2月にランニング中に倒れ救急搬送されたわけですが、、、
全くそのときの記憶がない
意識がなかったので当たり前ですが、、、
幸い近くに目撃者がたくさんいたので一時退院した後に色々と教えて頂きました。
今ある感謝の気持ちを忘れぬよう、忘れないうちにちゃんと備忘録として残しておくことにします。
2/12、京都マラソンの1週間前ということでラン仲間と調整の10kmペース走を実施。
N京極運動公園に9時に集合して、アップをした後にペース走を開始。
そんなに速いペースで走っていなかったけど、走り出してすぐ苦しくなって、、、外周1周目でストップ
(大会直前でこのコンディションは相当やばいので、めっちゃ焦ってました)
このとき胸がしめつけられるような感じで、思わず胸を押さえた。
呼吸を落ち着かせるためと思って少し歩いたはずだけど、、、
この時点でめっちゃフラフラしていたらしい
(目撃したラン仲間曰く、とても走れる状態ではなかったらしい)
その後、その場に座り込み、、、地べたに寝っ転がり痙攣し始めたとのこと。
この時点では心配したラン仲間が名前を呼んだら反応があって、「まだ走れます〜」と言っていたらしい 。
これは只事ではないと感じたラン仲間、すぐに周囲に助けを求め、その後すぐに救急車を呼んでくれた。
この日のN京極は市内の小学生のスポーツ大会(大文字駅伝の代わりの大会)が行われていて、周囲には引率の先生もいたのですぐに助けは得られたとのこと。
陸上競技場の受付にも近い場所(100mくらい)だったため、競技場の職員さんもすぐに駆けつけてくれた。
そして、今一度倒れてる私を確認すると、、、呼吸が止まってる
競技場の職員さんが急いで受付までAEDを取りにダッシュしてくれて、
私のもとに帰ってくると、、、
すでに救急隊員が到着。心配蘇生を開始していたらしい。
病院で聞いた話しでは、たまたま近くを救急車が通りかかり、ほぼタイムロスなく駆けつけられたとのこと。とんでもない奇跡。
AEDで除細動すると1回で自己心拍再開。
そのまま昏睡状態で救急搬送されることに🚑
このとき、救急車には発見者のラン仲間と競技場の職員さんが同乗。救急隊員さんに状況を説明。
退院後にお礼に競技場に伺いましたが、、職員さん達涙声で喜んでくれました。本当に感謝しかありません。
救急隊員さんが病院に救急要請をしたところ、これまた運良く三次救急の第二赤十字病院の病床に空きがあり、そのまま搬送🏥
病院に搬送された際は、意識はないもののバイタルは安定。
AEDの心電図解析から、心室細動(Ventricular Fibrillation:VF)が発生していた分かり、入院後すぐに挿管&低体温療法を行い一命を取り留めることができました。
目撃のあった院外心停止での1ヶ月後の生存率は13.9%、社会復帰率は9.1%なので、とんでもない幸運。
・倒れたのがラン仲間の目の前
・近くに大人がたくさんいた
・すぐ近くにAEDが配備
・通りすがりの救助車が近くにいた
・近隣病院の救急病床が空いていた
・目撃された方、皆さんが冷静に対処してくれた
お医者さんによると心停止の時間は3分未満でしょうとのことでした。
どんだけ恵まれているんだと。人生の運、全て使い果たした感じがします
事後に教えていただいたことばかりですが、改めて助けて頂いた皆さんには感謝しかありません。
そして皆さんから当日のお話を聞いて、、、助けられたからには精一杯生きないと、そんな気持ちになりました。