今回はオトキューパス。これと青春18きっぷとの発売時期、そして天気、更に桜の見頃まで、勘案事項が多すぎな桜巡礼旅。でも今回、予報というか、実況でも花見山は「満開」となってたんですよ。福島駅に貼ってある毎日の実況速報ですら満開と書いてあった。ただ天気が予報通り午前中は曇りだったので、少し駅前でゆっくりお茶などして時間を見つつ青空を待って、それからワクテカしてバスに乗ったのに。



 
着いてみて、
「あら?」


駅前に「ミニ花見山」なる植え込みがあって、そこの桜がなんか終わってる風だったのでかすかに嫌な予感はしてた。でも、いやいや駅の案内だって満開と言ってた、と不安を振り払ってたんだけど、やはり駅前のミニ花見山はちゃんとホンモノのコピーだった。

 
かつて行った時、バスを降りた途端に
「おおお!」
と声が出るほど素敵だったのに、今回やはり私の口から出るのは
「あら?」
そうしか言いようがない。


あの山全体を覆う色の微妙に違うピンクが全くない。



 
これまで一人旅で2回も行って、今回はCちゃんとH君を意気揚々と連れていったのに…。自分だけならいいけど、あれを見て彼らにも「おおお!」と言って欲しかった。

 
ただ彼らは前を知らないだけに、辺りに咲き誇る花桃やレンギョウやボケに十分感嘆してはいたのだが。











 
地元の人によると、今年は
「咲き始めたと思ったら、やたら暑い日があって3日で満開になり、その後また3日であっという間に散ってしまった、こんなこと初めて」
だそうである。駅の「満開」表示を責められない。

そもそもそれまでも開花予報のサイトでも見ごろ時期の予測が2転3転。本当は4/9-10に青春18きっぷで来るつもりで、最初はそれでも出遅れかもという予測だったのが、いきなり大雪が降ってみたり、いきなり30度越えの真夏日があったりの支離滅裂な天候で、来る直前も「まだ早いかも」とすら思ってたのに。


しかも花見山はソメイヨシノだけでなく、色々な種類の桜があるのだが、なかでも東海桜という小ぶりの花を咲かせる品種が多い。開花情報はソメイヨシノ基準なのでさらによく分からないのだ。

その東海桜がほとんど終了状態。
うーーーーーん。
超残念。




※桜うどん 桜花も添えられ、温泉卵もついて500円のお手頃値段


※H君の爽やか色の帽子が羨ましかったんだけど、ここの「バザー」で桜色の帽子を300円でゲット!


※乗りたかった古関裕二トリビュートのメロディバスにが偶然のタイミングで乗れてラッキー!


※スライドショーをどぞ。


まあでも、これでリベンジのネタは出来た。昨春今春の一連の花見旅で、もう満足したから暫くはいいや、というところも多々。高遠、わに塚、勝沼、角館、北上展勝地。花見山は個人的には3回目で以前も超満足したけど、それでもまた行きたい珍しいところ。それにCちゃんH君もぜひ「おお!」と言わせたい。
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園地内のにわか仕立てらしい食堂で桜うどんなぞ食べ(観光地値段でなくて良心的)、古関裕而の楽曲を外にまで鳴らしながら走るメロディバス(行きに見て乗りたかったけど、帰りは偶然乗れるタイミング!ラッキー)で福島駅に戻る。
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飯坂温泉花桃の里編に続く。

※写真の一人歩き対策のためここにはスライドショー以外はごくわずかしか写真を載せません。more photos は

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