大曲からは奥羽本線でまたしても雪深い光景の中を新庄まで1時間40分。
(奥羽本線雪まみれで頑張る)
(雪が降ると窓が凍り、晴れてくると溶けてくる、の繰り返し)
(車窓から川を撮るのにハマってるけど、動画からきりだしたりしてるのでもはや、どれがどこのなんだかさっぱりわからん)
そこから山形新幹線の特別区間でまたも指定席にタダ乗り(←語弊あり😅)して50分ほどで山形駅へ。
ここでH君と落ち合う。どうしてもこの時期平日の休みを取れず、それでも樹氷は見たいと切望していたので、途中参加が可能なプランにしたのである。
そして蔵王へはバスで向かう。約40分。
(雪がますます深い蔵王温泉バスターミナル付近)
宿にはまだチェックインできないし、位置関係もよく分からないので、とりあえずロープウェイ乗り場まで行ってみることに。ライトアップ鑑賞を目指しているけど、昼間の樹氷もそれはそれで見たい。さらに、スノーモービル行くナイトツアーにも潜り込めないだろうか?という希望もある。既にウェブサイトからは申し込めなくなっていた。
窓口で聞いたら、まだ空席はある、という。すわ!と思うも、18:00の回しかないのだった。宿に電話して聞いてみると、夕食は18時からとのこと。前後にずらすことも出来ないらしい。ううう。もっとも、ナイトツアーは仮に空いててもあとは17時か19時しか選べない。17時の回ではまだそんなに暗くないし、食事が多少ずらせたところで19時の回はタイミングは良くないし。
ナイトツアーに参加するなら宿は素泊まりにして夕食はどこかで簡単に食べる方が良いようだ。
昼間の樹氷も、と思ったが、ロープウェイは往復で3000円もする。それにその時点で山の上はかなりガスっているようだった。なのでとりあえずやめて、日帰り露天の温泉に行ってみることに(宿も温泉宿ではあるが、半露天しかないというので)。そこで簡単に食事もして、雪見温泉でリラックス。
(蔵王の日帰り温泉施設、新左衛門の湯。これはウェブサイトからの借り物写真)
(すき焼きバーガーとか食べてみたり)
それから宿に行く。かなり老舗らしい、とはいえ高級という訳でもないリーズナブルなレベルの宿。共同浴場が2軒もある温泉街の中心の高湯通りの1番奥まったあたり。
感じは悪くなかった。1番安い部屋をお願いしていて、トイレも部屋の外という設定だったが、客が少ないので少し大きめでトイレもついた部屋にしておきました、と言ってくれた。
(宿に行く途中に公営の共同浴場が2軒もある)
(なんかよくわかんないけど桶をディスプレイしてた)
そして夕食は素晴らしかった。
蔵王名物、ジンギスカン。蔵王はジンギスカン発祥の地なんだそうである。知らなんだ。宿を取る時も食事の内容を気にしてなかった。でも蔵王についてからあちこちで「名物のジンギスカン」とう看板を見かけた。
(そのほか、名物の揃い踏み。玉蒟蒻、山菜、山形そば、芋煮、わらび餅など)
日本のジンギスカンの元祖だったのである。当時羊を飼っている農家がこの辺は多く、とある人が思いついて山形鋳物の職人にあの帽子のような鍋を作らせてやり始めたそうだ。ジンギスカンというと北海道かと思っていたが、北海道にはここから伝わったのである。
そして蔵王ジンギスカンの羊肉は厚切りで柔らかいのが特徴と書いてあったがその通りで、しかも臭みも全くなく、まことに美味しうござった。
夕食後にライトアップを見に行く予定だったが、とにかくこの日はガスが凄く、昼間に上に行った人はみな、「なんにも見えなかった」と言っているらしい。で、宿の人が、夜も見えるかどかうか分からないから、夕食の頃にロープウェイの人に聞いてみますね、と言ってくれた。
そして……(続く)
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