今日、一人のじいさんに会った。最初はとりとめのない話をしてて、どう見ても60代に見えてたじいさんが、80歳だったことを知ってから、だんだんと話は戦争の話になっていった。
じいさんは実際に予科練で九州に派遣され、落下傘部隊の一員として訓練していたという。
そこでの壮絶な生活に息を呑んだ。
じいさんを含めた50数名の部隊が終戦を迎えたときには、たった二人になっていたという。
じいさんと、その友達が一人だけ。
終戦後の生活の話もまた壮絶だった。口に入るものは何でも口にする毎日。
俺は返す言葉もなかった。
俺は当然戦争は知らない。
だから、じいさんのような話はしっかり聞いておこうと思っている。
じいさん、ありがとう。会えてよかったぜ。