今年の近隣の住宅地図を広げて見た。
どこかの会社が地元のお店やクリニック、会社の広告を載せて作った地図だ。
各戸建てについては名前が入っていて、今の時代に有りなんだろうかと思うが、平然と配られている。
ネットではGoogleを始めいろいろな地図が使えるが、個々の土地の線引きまでは判りにくいが、こんな住宅地図だとよく判る。
30~40年前はまだテニスコートがあったり、広い空き地があったり、青空駐車場で数百坪のところもたくさんあった。
畑も一部あった。
それが今は全てマンションに変わっている。
地元に昔から住まわれているお宅で500坪を超えるところも何軒かあるが、固定資産税や相続税がたいへんだろう。
でも、そんなお宅にお住まいの方々は周辺にそれなりの収益物件を持っておられてなんとか維持されているところも多い。
収益物件(建物)とされていなかったところの維持は難しい。
駐車場だったところは収益性が低く相続時に耐えられない。
数百坪の広い駐車場だったところは代替わりに処分されてデベロッパーによって分譲マンションに変わってきている。
100~200坪程度のところは切り分けられて分譲戸建てに変わってきた。
土地の値段が上がり過ぎて、大型マンション開発か切り分けられた小さな戸建てかしかあり得なくなっているようだ。
地元で新たな収益物件を増やすことも難しそうだね。