勤労感謝の日。
いつもお仕事ご苦労さまです。
新しい自分の姿として、
皆さまにご報告があります。
実は、今年4月から中央区にある、
日本でいちばん歴史が深いといわれる小学校で、
週3回、学習指導補助員として、
子ども達と全力で向き合っています。
公的な教育機関にこのように関わることは、
芸能人と呼ばれるような私には
かなり難しい門なのですが、
中央区の様々な教育に関わるNPO法人に、
設立以前から関わらせて頂いたこともあり、
そちらからの紹介で、この良縁をいただき、
俳優の大浦龍宇一と知った上で、
快く受け入れてくださり、
いまドラマのような毎日を過ごしています✨
55歳。子ども達と教室で一緒に給食を食べる。
想像すらしたことがなかった毎日を歩んでいます。
学校では本名の姓で、
○○先生と呼ばれています。
あだ名もつけてもらいました。
(また後日お伝えしますね)
今年7月には、学校から、
キャリア教育のゲストティーチャーとしても
呼んでいただいたことで、
私が俳優であることが、生徒たちにも知られることになりました。
あたたかく迎えてくださっている学校関係者の皆様にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
先生方の指導を間近で見ながら、
大切なことを日々学ばせて頂いています。
俳優の仕事は、学校勤務日以外で、
スケジュールを組んでいただくようにしていて、ご理解、ご協力くださる関係者の皆さまに心から感謝しています。
今回、学校勤務のことを公表しようと決めたのには理由があります。
山あり谷あり、私は20歳の息子の親であり、
芸能生活30年。光も影も経験してきました。
そして今、学習指導補助員でもあります。
今の自分だからこそ、
伝えられるべき「大切なこと」がいっぱいあると思ったからです。
それにはまず新しい自分を知って頂かなくては、
メッセージしていくことが出来ないからです。
今、大きな社会問題になっている
教員不足、先生方の過労働。
私が知っている学校内の時間だけでも、
凄まじく多忙の中で、生徒と真剣に向き合う先生方には本当に頭が下がります。
同時に、子どもは唯一無二の尊い存在です。
それぞれ素晴らしい個性があって、
私達大人が思っている以上の、
驚くほどの感性、発想力、創造性を発揮します。
こうして学校の中で、
子ども達と一緒に過ごさなければ、
親というだけでは気づけなかったことが
たくさんあります。
そんな子ども達から学ばされることを、
前向きに、伝えていければと思います。
1人でも多く、子どもへの真の理解と、
学校という教育機関への理解、協力が深まっていくことを強く願います。
家庭と学校にとって、親と子どもにとって、
人と人の、心と心をつなぐ「架け橋」の
一部になれたらと心から願っています。
足りないことが多い私ですが、
皆さまの力強いあたたかい応援を
これからも宜しくお願い致します。
いつもありがとうございます。
令和5年11月23日
大浦龍宇一