ブログに書いた今の葬儀という仕事について、

たくさんの心ある声を届けてくださり、

今も大きな力を頂いています。

ありがとうございます。

 

まだこの仕事は慣れていない者ですが、

先日ついに研修期間が終わり、

今日初めて自分一人だけで

現場に向かうことになりました。

 

今まで俳優だけの生活では、

車移動が当たり前でしたが、

この仕事においては、

当然朝早くから電車に乗り、

毎回いろいろな葬儀会社へ、

そしてその先へと出向いています。

 

今日は、実はまだ経験したことがなかった、

初めての内容の業務があり、

 

朝一番、警察署から連絡が来て、

ご遺体をお引き取りに行くことから

一日が始まりました。

 

警察の中。ドラマにある世界とは、

やはり空気が大きく違います。

 

今までの死にまつわる演技は、

あれでよかったのかと、

いろいろ振り返ってしまいます。

 

死を通していつも考えることは、

「生きる」ということです。

 

「生きる」ということは、

 

どれほど素晴らしい意味があり、

どれほどの価値、存在であるのか、

 

だから私は自分自身に、今何をすべきか、

自分以外の人に対して、今何をすべきか、

 

それを自分の仕事を通して、

人に伝えていきたいと、

強く願うようになってきました。

 

「言葉」だけでは言い表せないものを、

 

演技を通して、あらゆる表現を通して、

言葉だけでなく、自分の行動を通して、

つまりは、自分の生き方を通して、

 

1つでも多くの

「生きる」メッセージを

届けていきたいと思います。

 

今まで以上に強い愛と心を持って、

芝居でも必ず、

生きたメッセージを届けていきます!

 

またよかったらどんなことでも

みなさんの声をここに届けてください。

 

大変な世の中にありますが、

お互いに頑張りましょうね!!