結婚後、初のライブということで、

どういう変化があるのだろうと

正直、いろんな思いが交差しています。

 

今まで応援してくださった方々は

変わらず応援してくださるのだろうか、

 

前回のライブから1年以上の時間が空いて、

結婚後ファンの方の前に立つのは、

これが初めてになります。

 

みなさんがこの日を楽しみに

していてくださっているのか、

その答えは、その日が来るまで

全く分かりません。

 

見えない不安を

ずっと抱えていても

何も変わらない。

 

それこそ、どんどん

暗闇が鬼に見えてくるというような、

疑心暗鬼になってしまうから、

 

そんな時はあえて意識して、

すごく楽しいことや好きなこと、

幸せな未来を想像しています。

 

今、これだけは

伝えておきたいです。

 

1人でもお客様が

足を運んで来てくださるなら、

僕は最大限の魂を込めて歌います。

 

僕の歌は芝居ほどの強い力が

ないかもしれませんが、

 

自分の最大の武器である

歌詞、ことばに音を響かせて、

大切な「何か」を客席に届けます。

 

僕の音楽史では、

夏のフェスやイベントを除いて、

ソロライブとしての、

最高動員数は1500人です。

 

本当は言いたくないのですが、

過去の最低人数は、

秋田のライブハウスで8人です。

 

3人編成で全国を車で回った

アコースティックライブツアー、

29歳の時でした。

 

NHK朝ドラ「天うらら」出演の後で

あったにも関わらず、

200人以上収容の

ハコ(ライブハウス)に8人!!

 

最初は現地でそれを知った時、

正直、なんとも言えない

複雑な気持ちでいっぱいでした。

 

今も忘れない、

こんな輝いた話しがあります。

 

その時、同行したプロデューサーに

終演後に言われた言葉です。

 

ものすごくいいライブだった。

8人の方は全員満足して

笑顔で帰っていただけたね。

 

来てくださった人も最初は、

会場に着いた時、

ものすごく居心地が悪かったと思う。

それをこの2時間で変えたんだよ。

 

今日のこの経験はね、

 

100人の人を喜ばせることが

できる人はたくさんいるけれど、

一万人を喜ばせることが出来る人は

ほとんどいない。

 

今日この場の自分と環境を乗り越えて

素晴らしいライブを

届けることが出来たというのは、

 

自分は特別な1人に

なったんだという、

大きな自信に変えていいんだよ。

 

今も忘れない言葉です。

 

その時に横でうなづいていた人。

 

実は、今回会場に選んだ

四ツ谷のライブハウスには、

そのプロデューサーではないけれど、

その時の僕のそのライブを

知っているその人がいます。

 

今、尊敬する俳優の先輩や

音楽界の方々から教わった

いろんな声も聞こえてきます。

 

デビュー25周年。

25年の歴史で学んだものを

ここに1つ、

大切な「何か」を残せるように

頑張ります!

 

よかったら今の僕を

ありのままの僕を応援ください。

 

感謝を込めて。