刑事ドラマに、

大浦龍宇一といえば、

 

よくも悪くも出てきただけで、

 

「この人が犯人だ!」

 

と思われておりますが 笑

 

刑事ドラマに頻繁に出始めたのは、

20年前からです。

 

それまでは数々の連ドラで、

爽やかな青年やいいお兄さんを

演じていたのですが、

 

突如、まったく違う世界の

サスペンスへ!

 

戸惑いました...

 

最初の頃は、

犯人役という「演技」に

ものすごく悩みました。

 

若さゆえの

まっすぐな熱量というのか、

 

このセリフや設定は、

どう見てもおかしい!と

監督に変更を求めたり、

リアルな人物を求めて、

必死に現場で戦っていました。

 

だけど、今思えば、

 

自分がよく映ることしか

結局は考えていなくて、

 

作品全体のことをまったく

考えられていなかったんですね。

 

情熱だけの心熱い若造に、

大事なことを教えてくれたのは、

 

サスペンス作品で出会った、

数々の名匠監督の言葉と

ご指導のおかげです。

 

先輩、監督、スタッフ、

たくさんの皆さまに感謝してます。

 

今はどんな役を演じていても、

どんな設定であっても、

そこにしっかりと意味が見えるし、

作品を愛せてすごく幸せです。

 

長くなってしまいましたが、

 

犯人役を演じることで

学んだことは、

 

できないことは

何1つない。

 

ということです!!