「ドライブ日記」

〜はじめに〜
 

ドライブしようよ。

 

最近、こんな言葉を聞きますか?

 

最近、こんな歌詞を、

音楽の中に聞きますか?

 

電車やバス、自転車、歩く、

なんだってあるんですが、

 

車でしか行けない場所って、

やっぱり、あるんです。

 

車の中で好きな音楽を聞いて、

好きな場所に向かって走る時って、

最高に、気持ちいいんです。

 

できれば一人ではなく、

助手席に乗ってくれる

人がいたら最高!

 

僕の大好きな洋画の世界には、

そんな「憧れ」と「刺激」が

いつもあふれていました。

 

僕はそんな「ドライブ」に憧れて、

少しずつ大人になっていきました。

 

教習所通って、

試験に合格して、

免許を取って、

 

ドキドキしながら

車を買いました。

 

初めて買ったのは、20歳のとき。

トヨタのマークIIの中古の白いバン。

バンっていうのは、

4ナンバーの営業車のことです。

 

それに乗ってよく一人で

好きな海に行きました。

 

大学時代は1年の1/3は、

大学にも行かず、

海や川や湖の自然の中にいました。

まったく、親泣かせな野郎です。

 

特に一人で

海に行きたかったわけではないのですが、

一緒に行ってくれる人がいなかったので。

 

この話は、話せば話すほどに、

嘘くさくなるのですが、本当です。

 

夜中に自宅を出発して、

当時、山超え3時間かけて海に行って、

朝方、明るくなって前が見えたら

ウィンドサーフィンして、

午前9時には強い風がピタリと止まり、

風は嘘のように消える。

 

そのあとの一人の時間、

このまま朝帰り?も寂しいので、

その海辺で午後までのんびりして、

この切ない気持ちや寂しい思いを、

文章や詩に書きながら、

 

そんな中で「ギターを弾く」

という楽しみを覚えました。

 

あ、言葉って、

音楽に乗せた方が届きやすい。

 

そう、思って、

自分の外に伝えたいことを「曲」にして、

ギター弾けるように、

恋人たちが毎日会いたいって思うように、

ギターを毎日持って、眺めて、

弾いて、歌って。

 

アコースティックが僕は大好きだ。

 

何だろう。

この心が癒される感じって。

 

そんな魔法に気づいて、

 

僕の言葉は、

ギターの中の世界を飛び出して、

こうして今も音楽になって、

あなたに届けようとしています。

 

こんな時間をたくさん

過ごしてきたからこそ、

25歳で俳優でデビューしたその翌年。

 

運命の曲、小林武史さんの

「夏の午後」に出逢って。

 

ちなみに主題歌となった

そのドラマのタイトルは

 

「君と出逢ってから」

 

こうして言葉でドライブしても、

なんてロマンティックで

美しいのでしょう。

 

毎日、切なさを抱きしめた青春を

過ごしていた僕だからこそ、

 

「夏の午後」の

あのセンチメンタルな世界は、

ピッタリだったのです。

 

今、あなたの窓の外には

何が見えますか?

 

ドライブ日記。

 

今、あなたはブログではない

この場所でこうして

この日記を読んでくれています。

キラキラ。ありがとう。

 

トキメキは、ときめきへ。

ときめきは、キラめきへと

キラキラ。姿を変えて。

 

「ステキな景色が見たいんだ。」

 

だから僕は、

アコースティックな日々を通して

見えてくるもの、聴こえるもの。

そんな私色。

わたし色をここに描きたい。

心の中の毎日の「ことば」を

こうして「日記」という形で

残すことによって、

 

わたしとあなた。あなたとわたし。

1つの世界へドライブしよう。
 

今、この瞬間が、ほら。

ドキドキ。生きている。

 

「ステキな景色を見ようよ!」

 

今日がいつもその日であることを

願っています。

 

夏の午後に向かって

ドライブ中の大浦龍宇一より

 

 

この続きは、9日〜配信の

「ドライブ日記」本編にて。

 

ご応募お待ちしています!

 

 

追記:

 

配信するものは、

この「はじまり」も加筆してます。