いつも恋愛ソングを書くたびに、

 

そうなんだ〜

今こういう心境なのね.。

 

と思われます。

 

まぁ、そうですよね。

 

こういう言い方がいいのか

わかりませんが、

 

きっとこの辺りは

「若さは最大の武器」というべきか、

 

10代、20代、30代がそうやって

恋愛の歌詞を書いたら、

そのリアルさがすごくよかったり

するわけです。

 

50代に上がる前の男がですよ、

と言うより、

 

きっと僕の場合は、

複雑な事情があるというか、

まぁ、シンパパがあるので、

 

子持ちのシングル男の歌と

思って読む方もいらっしゃるわけで、

 

もし、この「宝石」みたいな歌詞を

リアルに今の気持ちです!

って弾き歌ってたら、

 

僕はちょっと気持ち悪いぞって

と思ってしまうわけです。

 

かといって、

すごく嘘だなと思うようなことを

わざわざ歌詞に書いてまで

歌いたくはないのです。

 

まぁ、この辺の

人物設定とか時代とか、

どこまで本当でそうでないとか、

 

何かに刺激を受けて、

俳優というこの頭の中から

溢れ出してくるもんなんですよ。

 

今の僕の年や環境に

リアルな歌詞で書くことも好き。

 

なぜ、そんな歌を書くの?と

思われるものを書くのも好き。

 

どこまでが本当でそうでないのか。

 

そんな真実を知るより、

目の前にあるものに、

 

映画を観ているような気持ちで

自分と照らし合わせたりしながら

曲を聴いてもらえたらすごく嬉しいな

と思ってます。

 

どこまでが嘘で本当か。

 

その答えは、

それは映画みたいなもんだと

僕は思ってます。

 

ここにメロディーを届けられないんですけど、

 

誰しも一度は感じた気持ちや

切ない経験とかに、

チクっと刺さればいいなと思います。

 

少しだけ、歌詞を書き直して

シンプルにしてみました。

 

よかったら読んでみてください。

 

 

「宝石」

 

作詞作曲:大浦龍宇一

 

例えばあの映画みたいに 

君を強く抱きしめたい

ふとした瞬間泣きそうになるんだ 

あの曲とあの歌声

 

ペラリとめくった日付の中で

君と僕を描いて 描いて 描いて

思い出の橋を渡る

 

嘘で輝く魔法がキレイな宝石を映す

君を一人にはしないから 

あんなにあんなに誓ったのに

 

今とあの日の僕らが好きと伝えた数だけ

足元に転がる石を見て 

宝石 嘘つき ごめんね 

 

真夜中の月は何色?

答えがあるようでない

絡みあった糸の先で

ねじれて途切れた気持ちは

 

嘘で輝く魔法さ キレイな宝石を映す

いつもそばにいてくれる

あんなにあんなに信じたけど

 

今とあの日の僕らが好きと伝えた数だけ

足元に転がる石を見て 

宝石 嘘つき ごめんね

 

あの映画の二人と

何が違ったんだろう