一生ものだから、

やっぱりいいアコギを持とう!

 

そう思った時、大きく言うと、

martin(マーティン、マーチン)派か、

gibson(ギブソン)派に分かれます。

 

コスパだけで考えるなら、

その時点でマーチン、ギブソンの選択は

やめた方がいいと思います。

 

ちなみに僕はマーティンが好きです。

マーチンに関してはヴィンテージギターと言われるものに

少なくみても200本以上は触れてきたので、

ある程度のことは自信を持って語れます。

 

マーチンがいいと思う人にも、

大きく分けると、自分は18派か28派か、もしくは45派などという、

ここでも大きな枝わけがいくつかあります。

 

でもって、ギターの大きさもいろいろあるので

やっぱりD(ドレッドノート)の音がいい。

いや、小ぶりの方が弾きやすくていい。

とかいろいろあります。

 

ネックも年代によって形状も全然違うので、

また同じ年代の同じものでも一つ一つ持った感じも

音も全く違うので、究極は「あなたの好み」です。

 

ただ、18か28か悩んでいる人なら、

まずはこれをネットで探して手に入れて読むといいと思います。

すごく分かりやすいです。

 

何よりも、あれこれ悩むより、

値段とか気にせずに、まずは楽器店に直接その足で行って、

自分が気になったギターを手にしてみることです。

 

実際に自分の耳で生音を聞かないと。

触れた瞬間の「こいつを買うことになるな」とか、

弾いた時の「何だ!これ!」という衝撃をたくさん知ろう。

 

ある意味SNSにはないものが多い。

それがアコギという世界の楽しさです。

 

何本のヴィンテージをこのお店で買ったか分からないくらい

世話になってきた都内のヴィンテージギターの店主さんが

ある日、僕に話したこと。

 

「今までいろいろなものを売ってきたけれど、

1946年の00-18が僕は一番好きだったなぁ。」

 

ちなみにそれ。もう昔すぎて完全に忘れてますね。

初めてこのお店を訪れた時に僕が一目惚れして

最初に買ったヴィンテージマーチンです 笑

 

それからもさらなるマーチンの旅をして、

新大久保、新宿、渋谷、御茶ノ水、

片道2時間以上かけて湘南近辺の藤沢にまでと、

時間があれば地方のどこにでも足を運んでました。

 

ちなみに僕は、Dは一番年代が古いので

所有していたのが1940年のD-18でした。

 

これはとにかく音が凄すぎて、

持っているだけで弾いてるだけで心が満足してしまって、

これで曲を書こうという気にならない。

 

こんなにふくよかな低音が18に出るのかという、

まさに、神ってる音でした。

 

ちなみに28では、

古いものでは1945年のD-28というのも持っていましたが、

結局これはこの存在に憧れて自分のものにしたくて手にしたけれど、

そんなに大好きな音じゃなかったかも...です。

今はもっと高騰してますが

ちなみに当時の価格でも新車が買えてしまうほどの金額でした 苦笑

 

そうこうして人生勉強をしながら、道を遠回りして、

たくさんのギターと出会い、何十本とあったものから、

最終的に残したのがこの一本です。

 

それが、今メインで使っている1949年製の0-18。

 

 

(1949年 martin 0-18 /60’Sディアルモンドピックアップ取付)

 

これがやっぱり一番しっくりときて弾きやすいです。

このギターを持つと不思議と曲を作りたくなります。

 

だから僕はこれを持って使っています。

 

このギターは、すのわが小さい頃から

大人になったらこのギターをあげると約束しているので、

 

それまでにはもう1本、

自分のギターが増えていることでしょう 笑