(前回からの続き)だから僕は。

まず、こうしました!



martin 0-18 1949年製のヴィンテージギターに、
1960年代のヴィンテージディアルモンドピックアップを付けてます。

YEN TOWN BANDの時かな?
ギターリストの名越由貴夫さんが
アコギにディアルモンドのピックアップをつけていると聞いて、
ネットで探して買ったのが2000年頃。

よい音を出すためにギター本体はもとより、
どのメーカーの弦をこのギターに張るとよいとか、
この機材をつけて音をひろったらよいか、
オタクの域にいけるほどいろいろ研究を重ねてきましたが、

シンプル IS ベスト!

1969年のウッドストックとか
まだ機材の性能も充分でなかったからこその良さがある。
そんな基本のスタートに立つ。

たどり着いたのが、僕の場合これです。



そして、二代目。
martin 00-18E 1959年製。
もともとディアルモンドのピックアップが
ぶち込まれているアコースティックの異端児と言われてきた
1959年〜1963年までの間の製造で
世界に500本しかないギター。人気あります。

正直、エレキでもなくアコギでもない独特な音がします。
この音を使いこなすのはなかなか難しいけれど、
自分だけの音を出したいという人には向いてます。

自分の持ってるギターの味を出したければ、
60年代のディアルモンドのピックアップを
後から付けた方がいい味出ます。



カートコバーン。
好きな人、かなり多いと思います。
カートコバーンがアンプラグドライブで使った
martin D-18Eという兄貴的なギターがあります。





このギターに憧れている人、
知るとちょっとショックでしょうが、
なかなかレアな情報を教えます。

知ってました?

カートコバーンは、
martinD18Eの音が気に入らず、
もともと付いていたディアルモンドのピックアップを
なんとまるっきり違うメーカーのピックアップに交換しているのです。
だから、あの音が出るわけです。

オリジナルのピックアップでは全然音が違います。
どちらかというと中低音が持ち上がっているものが多いです。
後でイコライザーとかでそこのレベルを落として、
いじりたくなる感じ。扱いがもっとも難しいギターかも。



そうしてまでもあれを使ったということは、
それだけあのルックスが気に入っていたということですよね 笑

誰もが憧れるビンテージ。

アコギ好きの方。弾き語りする方。
マーチンでお困りのことがあれば、
なんでも僕に聞いてください。