16年ぶりに伝説のバンド「はっぴいえんど」が
集結というニュースを知りました。

漢字の浦と龍がくっついて「滝」と思うのか、
よく僕が名前を間違えられる、
大滝詠一さん(故人)はこの伝説バンドのメンバーで、
ものすごい方です。

今日はずっとしまっておいた「幻」を
お話ししてみたくなったので、
ブログに公開してみようと思います。

小林武史さんの楽曲のカバー「夏の午後」で
いきなり総計25万枚の売り上げを出して、
1996年に音楽デビューをした俳優の大浦龍宇一です。

この隠れた名曲がすごく好きだという声を頂くと、
とても嬉しく思います。

はじめてお話しします。

デビュー曲「夏の午後」の後、
2ndシングルの録音をしたのが、


実は、はっぴいえんどの
「12月の雨の日」でした。


このアレンジをバンド「オリジナルラブ」のkey担当だった
木原龍太郎さんにお願いして、ピアノなどの鍵盤ベースで、
原曲よりゆるやかなテンポの名曲のデモテープが出来上がりました。

僕はすごく満足のいく出来上がりだったのですが、

当時、シンガソングライターとして道を歩ませたいという声と、
そうでない声とに意見が分かれていて、
結果この曲は地味でダメだということになり、
当時の事務所NGで、
お蔵入りになったのです(涙)

その後に、ボニーピンクさんの未発表曲や
いろいろな候補曲を経て、
結果一年もの歳月をかけてたどり着いたのが、

今回の弾き語りで16年ぶりにやる、
上田ケンジさん作詞作曲の
「向日葵のうしろに」です。


2ndシングルとしてこの曲をようやく発表出来ることになったのですが、
発表後にCDを聞いた当時の事務所のえらい方が、
「大浦らしさがない!今すぐ回収しなさい!」
ということで即回収となって、
おそらく1万枚くらいしか世の中に出なかった、
こちらも再び「幻」の名曲となってしまったのです。

いろんな時間がありました。
だからこそ、今の僕があります。
お前のよさは、こころがあることだ。
そう言われました。


いろんな時間を経て、あるこの今、
はっぴいえんどの原曲のアレンジも、
当時は正直、よく分からなかったのですが、
そのかっこよさが今ではすごく分かります。

現在、音楽の師匠(勝手に僕が言ってます 笑 )
泉谷しげるさんの

音楽やめたってきいて、
もったいないなぁって思ってたんだよ。

シングルファーザー、大変だよなぁ...。
え?また音楽やるの!そりゃいいよ!
ひとり弾き語り、オレも応援するよ!

そんな心ある師匠の言葉に背中を押され、
ギター1本でのひとり弾き語り活動をはじめ、
今回で第10弾まで進んでこれています。

はっぴいえんどの幻の名曲たちも
皆さんにお聞かせしたかったのですが、
これからも自分なりの心あるものを、

こころ音楽をともに。

形だけにとらわれない、
いろんな形で進んでいきたいと思います☆

追伸:

限定☆Tシャツの期限はもう少しコメントの声に耳を傾けて
決めたいと思います。皆さんの愛に感謝!