さて、こちらの黄色い丸にはある事柄の日本初の事柄を行った人物名

緑の丸には日本で2番目にこの事柄を行った人物名が入っています


黄色い丸には、ハインリッヒ・シーボルト
緑の丸には、アレキサンデル・シーボルト

と、私が脚本&主演をさせて頂いている舞台【シーボルト父子伝〜蒼い目のサムライ〜】でお馴染みのシーボルト兄弟の名前が書いてありますが、では何の日本初(1880年1月)&日本2番目(1880年2月)なのか分かりますでしょうか?

ヒントは、こちらっ!


更に中に入りまして、こちらっ!


本日はこちらの日本赤十字社資料館にて、シーボルト兄弟が設立に大きく貢献した日本赤十字社の歴史を学ばせて頂いております。


と、言う訳で正解は外国人として初めて日本赤十字社(前身は博愛社)に寄付をしたのは、ハインリッヒ・シーボルト、2番目に寄付をしたのは、アレキサンデル・シーボルトということでした。

日本赤十字社の前身である博愛社の設立より大きく関わったシーボルト兄弟はアレキサンデルは主にジュネーブ条約の締結に関わる外交面

ハインリッヒは規約制定などで大活躍をしたそうなのですが、実は中々日本の方に知られていません。

更に、実はハインリッヒが歴史に残る大事業を成し遂げたのは看護師の養成についてです。

日本では当時看護師は存在せず、いわゆる医療補助者のような形で治療の際に医師の補助はするが医療に対しての特別な知識を持つ訳ではなく、患者を搬送するなどの力仕事や排泄物の処理などが殆どでほぼ男性が行っていたそうです。

ところが実際の医療においては衛生管理を含む治療後の回復に向けた看護はとても重要で、その充実度によって生存率はもちろん社会復帰の確率も飛躍的に進歩することが、ナイチンゲールの活動などで世界的に認知をされていた時代でした。

しかし、日本ではその認知と普及が余りにも遅れていたことに気付いたハインリッヒは1880年の博愛社総会において看護師の重要性と、先ずは率先垂範として子爵の婦人や娘たちがその任務に当たることを大演説します。


その声は同総会に臨席をしていた昭憲皇太后陛下(明治天皇陛下のお后)に届き、大山捨松や鍋島栄子らを始めとする子爵の婦人たちによって『篤志看護婦人会』が発足

その後、彼女たちの指導と篤志によって日本で初めての看護師養成学校が設立されます。

ナイチンゲールがかつて説いた『看護はアートである』の言葉も受け継がれています。


実は看護師養成をする赤十字社は世界にはほぼ存在せず、また日本程の大規模でその事業を行う赤十字社は皆無ですので、日本は唯一と言っても過言ではありません。


そんな世界唯一の事業を始めたのが、ハインリッヒの演説がキッカケというのは何とも凄い話✨

私がかつて授賞させて頂いた準ミスインターナショナルですが、ユニバース、ワールドと並んで世界3大ミスコンテストと言われる中でインターナショナルの選定基準は『奉仕の美』というのが最重要審査要素となります。

この『奉仕の美』は、ハインリッヒたちが作り上げた『看護』とも大いに関係深い気がしてなんだか改めて運命を感じる1日となりました。


帰り道は青山霊園にある佐野常民公ご夫妻のお墓と


いつも清掃会に参加させて頂く大久保利通公にも手を合わさせて頂きました♪

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最新 鳳 お知らせ
〘🐦伝書BIRD🐦〙
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〘1〙今秋公開《夢叶えるサウナ》
〘2〙北区内田康夫ミステリー文学賞記念舞台【沈黙のコンチェルト】
3月23日㈯14時~

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〘1〙
市川美織主演映画《夢叶えるサウナ》各所で公開
私も友情出演してま〜す




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〘2〙
北区で毎年開催されている内田康夫ミステリー文学賞が今年も3月23日に開催されます。
その大賞作(昨年受賞作)が毎年舞台化されているのですが、昨年に引き続き本年も主演させて頂く事になりました。


以下詳細&申し込み



第22回北区内田康夫ミステリー文学賞 授賞式・記念イベント
2024年3月23日(土)14時~
※受賞式の後に記念舞台となります

記念イベントとして前年の大賞受賞作『沈黙のコンチェルト』(原作:諸星額氏)を演劇化し上演。
{あらすじ}
浅草寺の本堂近くで若い女性の他殺体が発見された。殺害された高館 陽菜(たかだて はるな)は、クラシックコンサートの半券を持っていた。耳が不自由な彼女だが、なぜ演奏会に来ていたのか――。指揮者・水元 康介(みずもと こうすけ)は、かすかに残る「音」の記憶を頼りに、刑事・火宮千尋(ひのみや ちひろ)と殺人事件の真相に迫っていく。

★来場者プレゼント:大賞受賞作品などを掲載したブックレットをプレゼント!
★抽選会:ご来場の方の中から抽選で浅見光彦グッズなどが当たる抽選会を開催!
★内田康夫生誕90年企画「山前譲氏と早坂真紀(内田康夫夫人)の対談形式のトークショー」
★内田康夫生誕90年企画「パネル展『内田康夫生誕90年』」(さくらホールホワイエにて)

入場無料ですが、事前のお申し込み(入場券)が必要です(申込先着順)。

日時:2024年3月23日(土)14時~
※開場30分前
※記念舞台は授賞式(1時間程度)後
場所:北とぴあ さくらホール
東京都北区王子1-11-1
参加費:無料
定員:800名(申込先着順)
問合せ:北区シティープロモーション推進担当課 03-3908-1364
主催:東京都北区/共催:(公財)北区文化振興財団/協力:(一財)内田康夫財団/協賛:㈱実業之日本社/企画・制作:㈱角川アスキー総合研究所

【葉書でのお申し込み方法】
葉書に、(1)代表者氏名、(2)郵便番号・住所、(3)年齢、(4)電話番号、(5)来場者の人数(1グループ5名まで)と全員の氏名を記入。車いす席希望の方はその旨朱書きし、下記までお申し込みください。
■宛先:〒114-8508(住所不要)北区シティープロモーション推進担当課「ミステリー文学賞」J係
■締切:3月8日(金)必着(先着順)

※電子申請での申し込みも可能。