長崎に向かう行程では京都も回らせて頂きました。


坂本龍馬、中岡慎太郎の遭難の地となった近江屋跡地


長州藩と新選組の激戦となった池田屋騒動跡地
こちらは今年は木村監督が撮られ、神波さんが衣装を担当したTEAM NACSの《LOOSER2022》を観に行ったこともあり、胸熱


新選組屯所跡にも行かせて頂きました。
私たち役者はもちろん脚本があり、更には舞台は演出家、映像は監督が居て下さって芝居をしていきますのでもちろんある一定のガイドラインというか、作品の概枠は決まっているのですが、その中にも役者としてどのようなモノを出していけるか、お客様にお届け出来るか、ということは先ずは稽古場やカメラ前に立つまでに何を掴んで、何を演出家や監督に提示出来るか。
そして、舞台に関しては演出家の頭の中にあったモノと提示させて頂いたモノを元にして演出を決めて頂き、後はその理想に少しでも近付くだけのモノを内面から出せるかが役者の大きな役割でもあると思います。

その為には演出家の言葉をガイドにして、また脚本に潜んでいる道標を見付けて理解しながら、舞台上に立つ瞬間、そのシーンの直前まで1ミリ、1ミクロンずつの試行錯誤がある訳ですが、現代物、歴史物などについてはその事柄に関わる場所に良く足を運ぶようにしています。

シーボルト父子伝に関しては、幕末明治の物語です。作中での活躍地は主には明治に首都が移された東京となりますが、やはり作中の登場人物たちが過ごした時代を考えると幕末の京都は外せないところ

たくさんの刺激を頂くことが出来ました。