前説と


日替わりゲストコーナーの練習もしっかりと


舞台の魅力の1つに『舞台は生もの』という言葉が使われますが、それは稽古に稽古を重ねた上で更に演者同士の熱量が高まり、これまでにない感動を産むようなことを言うわけであって、安易なアドリブで調和を見出したり、緊張感を失った中でのトラブルで受けた嘲笑を歓声と勘違いすることでは決してない。

そして、それは照明さん、音響さん、舞台監督さん、更には制作さんやチラシやポスターを作って下さったデザイナーさんなど多くの方が関わってこその『舞台は総合芸術』であるという矜持を踏み躙ること

お客様の優しさに甘えて、稽古場を疎かにしたりするのは自分の職場を蔑み、演劇の未来を貶めること

ひよっこながら中堅の立場に足を踏み入れて来てからは、そのことを強く心に刻んでいます。