乃木大将の乃木神社へ


梅が綺麗に咲き誇っていました


私は詩吟をやりますので、そこからのご縁で子供の頃に知った乃木希典大将

大人になって、改めてその歴史を辿らせて頂きますと苦難の道、そして時にはあらぬ誹りを受けながらも黙して語らず、学習院院長として質実剛健の子弟たちを育てた後に明治天皇陛下に殉じた。

武士道としては、理解は出来るとしても乃木大将の凄いところは、武士道を理解しない西欧の人々までもその殉死を解し得たほどの人格とその人生。

日本人は問われれば何もかも説明しなくてはならないと思いがちなところがありますが、実際にはその言は他者を貶めたり、傷付けたりすることもまた事実であり、自身が誹りを受けるとしても、黙して語らない美学があることもまた忘れてはならないと、割と短気な自分を戒める鳳なのでありました。