今のようにインターネットが発展している訳でもなく、社会も共産党による赤化政策やそれに扇動された数々の痛ましいテロ行為などが起り、日本が大きく揺れ動いている中で正に裸一貫、その身体を演劇的に鍛え上げる中で飛び出して来た現代演劇界の巨人、その姿は蜷川幸雄さんに『敵わない才能』とペンを置かせ、中村勘三郎さんが亡くなる直前までも書いて欲しいと恋い焦がれさせたそうです。
また、唐先生の立ち上げた劇団、状況劇場からは麿赤兒さん、六平直政さん、大久保鷹さん、小林薫さん、根津甚八さん、李麗仙さん、渡辺いっけいさん、佐野史郎さんなどの名だたる名優たちを輩出し、更には舞台美術は篠原勝之(クマ)さんが担当していたというのだからもう凄いヽ((◎д◎))ゝ
近年において演劇を志す者は、認める、拒絶するの違いはあれ、唐十郎を避けては通れないとさえ言われる大傑物な訳ですが、私は本当にご縁に恵まれて、新宿中央公園での約半世紀振り【腰巻きお仙】公演の実現に向けたお手伝いをさせて頂き、同作に出演。
また、同じ場所においての唐十郎作品の最高傑作と言われる【唐版風の又三郎】公演、更には今年は場所を唐先生の生誕地にほど近い浅草に移しての公演と2作品3公演に出演をさせて頂きました。
唐先生とも幾度かお話をする機会、またお怪我をされる前にはご出演されたお姿も拝見出来たのですが、常にチャーミングでありながら、都度に演劇的についてのお話をされる時の眼光の鋭さとその輝きには正に天才としか表現の出来ない大きな光を見せて頂いていました。
今はご静養中ではありますが、またコロナも明けましたらお元気な姿で日本の演劇界を照らして下さることを楽しみにしております✧(>o<)ノ✧
この度は本当におめでとうございます㊗
さぁ、私も末席ながら唐十郎作品の洗礼を浴びた演劇人として疾走します!
☆★以下詳細☆★
舞台【赤と黒のオセロ】
※文化庁AFF補助事業対象作品※
登場人物は二人。
三人を殺して死刑判決を受けた死刑囚。
そして、その冤罪を訴えるジャーナリスト。
死刑囚、ジャーナリスト、それぞれの視点から一人芝居で描かれる物語の戦慄の結末とは!?
※ ※ ※
正義という言葉が持つある種の恐ろしさを描くと同時に、現代の日本社会が抱え る闇を浮き彫りにする社会派ミステリーを、総勢14名の演者が、さまざまな組み 合わせによってお届け致します。
【脚本】
江頭美智留
【演出】
池谷雅夫
【出演】
木ノ本 嶺浩
安保匠
阿部みさと
騎田悠暉(TOKYO流星群)
児島功一
清水ひとみ
田辺千香
中村真知子(ブロック部分50音順)
鳳恵弥
飯島瑛里
櫻井孝之
辻野花
橋津宏次郎(ブロック部分50音順)
朝倉伸二
【スタッフ】
照明/田中稔彦
音響/ナガセナイフ
舞台美術/松本わか子
舞台監督/川崎耕平
音楽/河中豪紀
演出助手/飯島瑛里
宣伝美術/阿部みさと
宣伝写真/中の一彦
制作協力/SUI
プロデューサー/山川ひろみ
【公演期間】
2021年11月30日(火)~12月5日(日)
『鳳恵弥、出演回』
①11月30日(火)
15:30 田辺千香・鳳恵弥
②12月1日(水)
19:00 朝倉伸二・鳳恵弥
③12月5日(日)
15:30 阿部みさと・鳳恵弥
【劇場】
アトリエファンファーレ東新宿
新宿区大久保1丁目3−15 アクロス東新宿B1F
・都営大江戸線「東新宿」駅より徒歩4分
・JR山手線「新大久保」駅より徒歩7分
・JR中央・総武線「大久保」駅より徒歩9分
【チケット料金】
前売 4,000円
当日 4,500円
※全席自由※
【チケット予約】
2021年10月25日(月)午前10時~
【タイムスケジュール】
※全16公演※
※受付開始は開演の45分前。開場は開演の30分前※
☆11月30日(火)
15:30 田辺千香・鳳恵弥
19:00 清水ひとみ・安保匠
☆12月1日(水)
15:30 辻野花・櫻井孝之
19:00 朝倉伸二・鳳恵弥
12月2日(木)
12:00 中村真知子・木ノ本嶺浩
15:30 清水ひとみ・騎田悠暉
19:00 橋津宏次郎・飯島瑛里
12月3日(金)
12:00 朝倉伸二・騎田悠暉
15:30 阿部みさと・木ノ本嶺浩
19:00 阿部みさと・児島功一
12月4日(土)
12:00 辻野花・櫻井孝之
15:30 田辺千香・安保匠
19:00 中村真知子・騎田悠暉
☆12月5日(日)
12:00 中村真知子・児島功一
15:30 阿部みさと・鳳恵弥
19:00 朝倉伸二・木ノ本嶺浩
【本公演に関する問い合わせ先】
funfair1804@yahoo.co.jp (劇団クロックガールズ)