舞台上に懐かしい机達と、当時はよく座った椅子、椅子、椅子。
伝兵衛の黒電話も恍惚と照明の中に存在感を出している。最初から泣きそう、いかんいかんᕦ༼ ~ •́ ₒ •̀ ~ ༽ᕤ


私の役者人生の出発地、つかこうへい劇団(現 北区AKT STAGE)の公演を観に行ってきました。
可愛い後輩たちの芝居であり、それを率いるのは私たちの同期である時津くん、そして演目はつかこうへい師匠の最高傑作の1つ熱海殺人事件、う〜ん良い年末です♪

※様々な作品で共演もしてくれた今井彩奈未ちゃん

さて、チャイコフスキーピアノ協奏曲が高鳴り、4人の怒涛の台詞が滝のように客席に流れ込んで来て、受話器で殴りつけ花束で犯人を叩くと床に広がる花びらの匂いがこちらまで香ってきたり、その全てが懐かしく、ここで学んでいたんだなって初心にかえる。
初心にかえるとあの時にどうしてこう出来なかった、しなかった、フラッシュバックのように甦り急に恥ずかしくなってきて、でもこれが大切な事なんだって学んで来た事を昨日のように反芻して、自分の中に存在するつか魂を感じ、自分のこれからに期待するᕙ (° ~ ° ~)


あの時に怒鳴られ、悔しさに床に這いつくばっても辿り着けなかった台詞も今聞けば、こんなに大切な言葉だったのかと気付かされる。
木村伝兵衛の「踏ん張れば殺さずに済んだんじゃねえのか」
そうなんだ。これを聞かせる為にここまで木村伝兵衛の踏ん張りがあるのだ。
弱き者の心を強きものが理解して諭す。この物語の根幹はそれだ。

その中で水野朋子を演じた今井ちゃんは、汗が迸り、言葉は生き生きとしていた。劇中劇で愛子を演じるところがまた一層に良かった。

今井ちゃん、最高だったよ〜♪


年末には出演者オーディションもやりますよん
https://ameblo.jp/ohtori-emi/entry-12643545293.html



★☆鳳 恵弥★☆★☆
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