世の中に正義の数は人の数だけ

同じように愛の形も人の数だけ


正義を語ることは気持ち良い、愛を示すことは更に気持ち良い

だからその当たり前のことに人は気が付けずに、正義で人を攻撃し、愛で人を傷つける

そんなことを知れたのはつい最近で、だけど正義無くして人は立てず、愛無くしては存在出来ない。

役者ということを生業にさせてもらって、演じることで様々な役柄をやらせてもらえます。その中でわかることは、やはり全ての人が己の正義を持ち、己の愛を持っているということ

それは他人に承認や外への発散を持って更なる快楽を得ることが出来るのだけど、結果として正義の刃で斬りかかり、愛の弾丸を打ち放つことにもなってしまう。

今回、私が初脚本をさせて頂く作品『ファイアマンの遺言』、原作者は同門の尊敬する大先輩、秦建日子先輩。
秦先輩の本はそんな人間が生きていく上で背負わなければならない業に向き合わせてもらえます。私は脚本という立場でこの原作に挑ませて貰えたことに本当に感謝しています。

今日は台風で稽古中止となりましたが、その決定までの過程を1つとっても役者の数とスタッフの数だけ正義と愛が溢れていました。

今週末、本当にたくさんの舞台公演が中止になりどれほどに切なく、悲しく、悔しい想いをした方がいるかと思うと同じ世界に携わる人間としては胸が張り裂けそうです。

また、公演を実施される方々にもその過程には本当に大変な決断があったものと思います。

願わくば、そこに関わる全ての人々がそのどちらにも正義も愛も存在することを感じて頂ければ嬉しいなと思います。


10月17日~20日、舞台【ファイアマンの遺言】ご期待下さい
チケットお申し込みは]
又は
0120-240-540*通話料無料
(電話受付時間 平日10:00~18:00)

☆★以下詳細☆★

大ヒットシリーズ《アンフェア》の原作者、秦建日子の小説『ファイアマンの遺言』が初舞台化。

主人公の峯岸亜希を演じるのはNHK朝の連続テレビドラマ《まんてん》で主演を務めた後に数々のドラマ、映画で活躍する宮地真緒。
また、スーパー戦隊シリーズ《鳥人戦隊ジェットマン》で人気を博した若松俊秀も出演します。

些細な喧嘩から消防士である夫、健文を笑顔で送り出すことが出来なかった亜希。しかし彼女の元に愛する夫が戻ってくることはなかった。
健文の殉職を招いた放火事件から街では夜回り隊が結成され、健文の行き付けだった居酒屋の大将玄太がリーダーに、同級生の二弥子と店に立ち寄りそれを知った亜希は夜回り隊への参加を志願する。
捜査が進む中で徐々に浮かび上がって来た犯人は意外な人物だった・・・。
ある勇敢な消防士の殉職から遺された者たちの愛と葛藤と再生の物語。

脚本・演出・出演をするのはつかこうへい門下において秦の妹弟子となる鳳恵弥、今回が初脚本となり、彼女自身が首魁を務める演劇集団ACTOR‘S TRIBE ZIPANGの立ち上げ公演にもなる。

また公演のメインビジュアルは漫画家として『サイレントメビウス』などのヒット作を生み出し、アニメーターとしても『宇宙戦艦ヤマト2199』の原画やマーベル作品の作画も担当するなど世界的に活躍する麻宮騎亜が描き、主題歌はドラマ《99.9刑事専門弁護士》の挿入歌なども担当するシンガーソングライターむんむが奏でます。

10月17日~20日まで、池袋シアターグリーンのBASE THEATERにて

この作品を私たちの日常を護るため、日々勇敢に闘う消防士の熱き魂に捧げます。

[日程]一部ダブルキャスト『炎』・『魂』
10月17日 15時~『炎』/19時~『魂』
         18日 14時~『魂』/19時~『炎』
         19日 12時~『炎』/15時30分~『魂』/
                   19時~『炎』
         20日 12時~『魂』/16時~『炎』

[料金]
S席 8000円 A席 6000円

[チケットサイト]
又は
0120-240-540*通話料無料
(電話受付時間 平日10:00~18:00)

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