本日は憲法記念日、この日にこの作品をやらせて頂けるのもまた感じる物があります。


私と聖奈ちゃんは其々が愛する夫を特攻隊として見送る役柄になります(通称、嫁~ズ)
愛する夫との身を引き裂かれるような別れはもちろんですが、戦中は軍神として奉られた夫が戦後と共にまるで悪の権化のように扱われる辛い時代を過ごすことになります。

祖国を命を懸して護った方々を誇れずに貶めてしまった歴史を持つ私たち日本人は、戦後間も無くにアメリカより押し付けられた憲法にも、今この時に私たちの平和を護る方々の存在を明記することも出来ずに今日も憲法記念日を迎えています。

特攻隊の方々を含めたご英霊の方々が待つ靖国神社に未だに陛下がお参りすることを妨げる恥ずかしい国に生きています。

毎日自分を蔑み、責める必要があるとは思いませんが、1年に1度のこの時には未だに解決出来ていないこの悲しさを胸に新たな憲法、当たり前の憲法を考える時間を作って頂きたいと切に願います。

特攻隊の皆さんは誰一人として残される私たちに恨みを持たず、何かを急かすこともなかったと伺います。
皆さんは何も言わずに微笑んで靖国で待っています、私たちがいつか目覚めることを信じて・・・

本日も舞台【MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~】に誠心誠意挑んで参ります。
この作品を1人でも多くの方に観て頂くことが役者である私がこの日に出来る名誉あるお役目であると信じています。

ご観劇お待ちしております。

令和元年5月2日~6日
新国立劇場/小劇場
舞台【MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~】

満席、残席僅かの回多数。
ご予約はお早めにお願い申し上げます。

2日(木)18時30分~★完売
3日(金)13時~★残席僅,18時~

後3日です!
4日(土)13時~★残席僅,18時~
5日(日)13時~,18時~
6日(月)14時~★完売
#舞台マザー 

鹿児島知覧
大東亜戦争末期、日本を護る為に飛び立った若者たちがいた。
そこで食堂を営み、彼らから母として慕われた女性『鳥濱トメ』
彼女は1人1人の若者に誠心誠意尽くし、戦後は彼らのことが決して忘れられることが無いように語り継ぎ慰霊に人生を捧げた。
そんなトメさんと、日本を護った若者たちの物語を大林素子さんが舞台化し毎年公演を重ねています。
昨年10年目を迎え、今年は新元号と共に新たな船出となる舞台【MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~】時代は流れ、世の中は変わっても忘れてはならない大切な物語。
新元号になりました今回、GWの一時を是非この物語を受け継ぐ時間にお使い下さい。

ご予約は