今回の物語の舞台の1つは吉原遊廓、花魁女郎の作品をやらせて頂く際にお詣り伺わせて頂くのがこの浄閑寺さん


この浄閑寺さんは安政の大地震で亡くなられた吉原の女郎が葬られた場所なのですが、その後も吉原で働く身寄りのない無縁仏の彼女たちを受け入れたことで、別名は投げ込み寺とも呼ばれています。
花魁からおかみさんまで吉原遊廓の役柄をやらせて頂く面々でお詣りさせて頂きました。

時勢から悲しい最期を迎えた彼女たちですが、悲しい時もあれば、当然に楽しい日も幸せな時間もあったはずで、表面的にただ可哀想ではなくそこで強く生きた彼女たちの姿も其々が宿して演じていきたいと思います。


帰り道には吉原の大門をくぐり、浅草で凛と強く生きるおかみさんのお店に伺って美味しいお蕎麦を頂いて1月にお世話になる浅草の皆様にご挨拶しながら稽古場に戻りました。


其々がしっかりしたモノを持ち帰り、明日からの稽古はまた一層良いものになりそうです♪

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