早稲田の演劇博物館でやっている【あゝ、新宿展~スペクタルとしての都市~】を観てきました(*^ー^)ノ



ポスターに、そして入り口に敢然と飾られるのは日本を代表する劇作家、演劇人【唐十郎】の褌姿の立ち姿!

太腿には大きく唐十郎の文字、彼がそこに立つだけで新宿は劇場になる。



展示の見せ方も凝っていて、まるでタイムスリップしたようだった。

そして、なんとあの西口公園事件についても触れられています。

およそ半世紀前、唐十郎率いる紅テントの初公演、戸山団地の片隅で100人に充たない観客の前で【腰巻きお仙~忘却編~】が産声を上げる。
そこから飛び出た【状況劇場】は新宿東口の花園神社で【腰巻きお仙~いろはにほへと編~】がお目見えし、そこを追われた彼らのゲリラ公演【腰巻きお仙~振袖火事の巻~】が日本現代演劇史に残る西口公園事件に至るのである。

この演劇史に勝負を挑む!と昨年に新宿西口中央公園にテントを翻したのが【劇団唐ゼミ☆】

そしてその大成功の中で今年は遂にその伝説の場所で、伝説の演目に挑みます!

紅テントで怪優と呼ばれた、麿赤児さん、大久保鷹さん、李礼仙さん達はどう演じたのだろう。

悶々とするなか、館を出て目の前のベンチに腰かけた。

雨粒を顔に浴びて一呼吸、もう逃げ場はない、やるしかない!
畏れ多くも浅はかにも鳳恵弥と劇団唐ゼミ☆はこの秋、伝説に挑みますo(^o^)o

あの時、観劇に訪れたお客様は周りを300人の機動隊に囲まれながらに一緒に伝説となった皆々様。

されば、半世紀を経た皆さまにも同じくテントの中で伝説に挑んで頂きたい!
秋は新宿西口中央公園、青テントに有志求む!!

http://karazemi.com/blog/History/27/post-1134.html