みなさん
おはこんばんにちは
前回のレポート①
に引き続き、
愛知県の豊川市にある
わずか30分間で
約3,256個の爆弾を落とされ、
2,500人以上が犠牲となった
悲惨な戦争の兵器工場の跡地、
豊川海軍工廠
(とよかわかいぐんこうしょう)
の平和公園レポート、
お届けしてまいります
✍️
現地ボランティアガイドさんによる
無料園内案内で
次に向かったのは
きゅうだいさんしんかんおきば
上の画像のみどり丸🟢のところ
よく銃のたまの形で目にする
先端でとがっている部分ですね…
もう少し詳しく説明すると…
弾丸の先端に取り付け、
火薬の爆発の条件や
先端の信管に衝撃が加わると
下についてる爆弾が爆発するしくみ。
(※⚠️上の図は平和公園のこの見学場にあった資料で、
写真がピンぼけしてしまい、
画像の上から文字を打ち直したりして加工しております)
ピンぼけと加工で
見にくい画像で失礼しましたが、
この
信管を保管していた施設だと
考えられているそうです。
Σ(ﾟДﾟ )
そのため、
万が一、爆発事故が起きた時の為に
土を山のように盛って、
建物の四方を取り囲むように
土塁という
土の壁を設置し、
外への被害を最小限に抑えられるように
設計されています。
そんな危険な装置を
爆弾に取り付けたり、
全国の出荷用に箱詰め作業をしたり、
豊川海軍工廠でしていたそうです。
※↑こちらも先程のピンぼけ画像による加工です。
まずは入り口
(出口も共通・この1箇所のみ)
建物を囲った土塁の一部分に
出入り用のトンネルみたいな入り口があり、
そこから入ります。
昭和の昔の
木造の学校みたいな扉
横にスライド式で大きな扉です
🚪✨
建物に入ってみた第一印象は
色合いや配色が
オシャレで可愛い…
でした
(*ﾟ∀ﾟ*)✨
写真だと色味が分かりにくいですが、
優しいクリーム色に
淡く少し落ち着いた水色のような扉で
窓のデザインもあいまって
なんだかとてもオシャレで
可愛いと感じました…
(見る視点w)
建物内は
通路と3部屋というシンプルな作り。
部屋の壁と廊下の屋根は
鉄筋コンクリートですが、
部屋の屋根のみ木造。
これにはちゃんと
理由があります…
屋根は
万が一の爆発事故が起きた際に
木造の屋根だけを吹き飛ばす
ことにより、
鉄筋コンクリート造の部分を
残す工夫らしいです。
🏠
そしてこの
部屋の上部の四隅に取り付けられた
丸い照明器具があるのですが、
室内側は
すりガラスで密閉されており、
電球の交換の際は
部屋の外にある
照明器具の裏側の扉を開閉して行うそうで、
これは
照明器具が発生する熱を
室内に入れない為の工夫
らしいです…
どこをとっても
いろいろ考えつくされた設計で 、
先人達の知恵や技術は本当に凄いなと
驚くばかりです。
そしてこの
建物内には3つの部屋あり、
1個目のお部屋にあるのは…
切削加工を行う機械
・【右】…フライス盤
・【左】…旋盤
中央の解説によると、
右側フライス盤は…刃物が回転して加工
左側旋盤は…製品が回転して加工
らしく、
当時としては高機能な機械であり、
この豊川海軍工廠で使われていたと
考えられている機械が展示されていました。
(※おそらくここは信管置き場なので
この建物じゃない別の場所で使用されていた)
(こう言う機械とか詳しくないのですが…😂笑)
窓の外の景色は
先程お話しした建物の周辺を囲う土塁が
見えます。
こうして見ると
視界が空と土塁、
結構な高さがありますね…
…っと、
またまた長くなりましたが、
ここまで読んでくださり
ありがとうございます
まだまだ書ききれず、
続きがありますので
よろしければ
また次回のブログも
お付き合いいただけたら
嬉しいです☺️🍀✨
このブログは、
豊川海軍工廠平和公園敷地内の
豊川市平和交流館の中にある
無料配布されている
パンフレットの資料や画像、
説明なども参考やお借りして書かせていただいております🙇♀️
愛知県
豊川海軍工廠平和公園ホームページURL
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豊川海軍工廠平和公園内の見学物の説明