みなさん
おはこんばんにちは
この爆弾が
わずか30分間に
3,256発落とされ、
2,500人以上の命が奪われた
我が国の戦争の歴史をご存知でしょうか…？
私の身長が約、147.5cmなので、
模型は数センチの誤差がありそうですが
大体このくらいの大きさ。
500ポンド爆弾(250キロ爆弾)
重量243kg、全長144cm
爆弾の種類にもよると思いますが、
こんなに大きいのかと、
実際に模型の横に立って驚き…
よく戦争の話題で
テレビなどでも見かける映像。
よくよく考えたら
飛行機から落としてるので、
このくらいのサイズと言われれば
納得なのですが、
こんなにばら撒かれていて
尚且つ映像ともなると、
全然想像が追いつかなくて。
もっと小さい物な気がしていたので、
改めてサイズ感を目の当たりにすると
衝撃で怖さを一気に感じました…。
約2秒に1個の爆弾投下…
こんなん、
爆発じゃなくても、
空から降ってきたらスピードついてるし、
大きくて重くて当たっただけで終わりじゃん…
しかもこれ、
アメリカ軍の
合計221機が
(B29爆撃機124機と、P51戦闘機97機)
遅くなりましたが、
この悲劇が起きた日と場所は
終戦8日前という、
1945年(昭和20年)、8月7日
愛知県、豊川市にあった
豊川海軍工廠
(とよかわかいぐんこうしょう)
※【軍の工場】の事を昔は【工廠】と言っていた🏭
かつての
太平洋戦争の兵器を作る工場で
機銃(機関銃)や弾丸や弾薬包、
船の双眼鏡、測距儀(そっきょぎ／距離を測る道具)
などを生産。
その地は現在
その悲惨な歴史を後世に伝える為、
豊川海軍工廠・平和公園
という
当時の貴重な建物の一部を残した公園と、
資料館併設の交流館に
なっており、
その場所に
上の図でも分かるように、
当時の豊川海軍工廠は
186ヘクタールという莫大な敷地と部署数。
赤い四角の枠の
現・平和公園の敷地は
3ヘクタールとの事で、
なかなかの広さがありましたが、
かつての工廠のほんの一部の
敷地だけなのですね…！
(元の敷地はあと183ヘクタール分もあったのか…！！)
Σ(ﾟДﾟ )ﾃﾞｶ
豊川海軍工廠は
機銃生産が日本最大規模で、
東洋一の兵器工場と呼ばれ、
最盛期には6万人近くの人々が
全国から集められ、
昼夜交代で働いていました。
1945年3月(終戦5ヶ月前)には
女子挺身隊や
12〜13歳の児童までもが強制的に集められ
働かされるようになりました。
上のグラフから
10代の死亡者が全体の54.8%を占め、
その中でも女子が多く、
東洋一の兵器工場と言われた
現場を支えていたのは
学生や若い女性だった
という実態が資料から裏付けられました。
これだけの襲来に
さらに追い打ちをかけたのが
退避命令が遅れたこと、
そして、4箇所ある門のうちの
西門が閉められていた事により、
逃げれず
悲劇に悲劇が重なったそうです…。
(正門と西門に着弾跡も集中している)
…ここからは
平和公園のボランティアガイドさんによる
無料園内案内をお願いし、
回って見て印象に残った事を
シェアします
(※1日4回10時〜決められた開始時間)
(※火薬庫・信管置場の建物内部見学はガイドさん必須)
まずは火薬庫。
当時のままの部屋と復元の部屋があります。
火薬を保管する場所という事で
湿気や温度など品質を慎重に保つため、
建物の構造も鉄筋コンクリート構造体に
土を被せたり、
屋根や床なども換気・通気口などがあり
かなり設計にも工夫がされています。
(#ﾟﾛﾟ#)ｽｺﾞｲ
被された土の下の入り口。
扉も鉄かな？
扉も外と中に二重構造。
いざ、火薬庫の中へ…
これ、是非みて欲しい…
当時のままの
木の壁と部屋
ｳｿﾔﾛ！？
└(ﾟﾛﾟ；)┘
とても79年以上前の
建物とは思えない、
美しさと艶やかさ…
建て直して
復元した物かと思ったけど、
当時の物そのままとのことで…
いかに、
湿度や湿気などが保たれていたか、
壊されずに残っていたか、、、
いろんな奇跡と
当時の建造物の知恵と技術の高さに脱帽。
しかも驚くのは
この日、外気温26℃くらいだったのですが、
この火薬庫内は20℃ぐらいで、
めちゃくちゃ快適な温度や湿度で、
体感的にも洗礼された場所だと言う事を
肌で感じました
二重扉の中の扉の方には
こんなガッチリした
ダイヤル付きのカギが設置されており、
見た目的にも
厳重な管理がされていたのですね…！！
その扉には
当時のものなのか、
終戦後すぐなのか、
もっと後なものなのか分かりませんが、
【搬出済】の文字や
内容物らしき物が書かれており、
なんだか生々しさと言うか、
なんとも言えない
リアルさを感じました。
…ここまで
かなーーり長いブログになりましたが、
読んでくださり
ありがとうございます🥺🙏✨
まだまだレポートの続きがありますので、
よろしければ次回ブログも
お付き合いいただけましたら
嬉しく思います🙇♀️
このブログは、
豊川海軍工廠平和公園敷地内の
豊川市平和交流館の中にある
無料配布されているパンフレットの資料や
説明なども参考やお借りして書かせていただいております🙇♀️
愛知県
豊川海軍工廠平和公園ホームページURL
愛知県
豊川海軍工廠平和公園内の見学物の説明
