最近、SMAS総合コースの認知が広がってきたのか、受講相談やセッションで総合コースのことを聞かれることが増えてきました \♡/
総合コースを検討している方は、プロを目指す方、仕事に星読みを活用したいと考えている方が多いです。
すでにビジネスされている方も多くて、セッションや受講相談がビジネスコンサルのようになることも多いのですが、最近とくに増えているご相談が「値段の付け方」。
ほんとうに値段というのはつけるのに苦労しますよね。
わたしももちろん、これまで散々悩んでおります。
値段をつけるのなんて、悩んで当然。
そう思っていた方がいいかもしれません。
ただ、値段に関して、これだけは本当に気をつけてほしい、これまで築き上げてきたビジネスを台無しにしかねないトラップというものがあります。
それが値上げです。
「思い切った値上げをしたら、お客がこなくなった現象」
これは…最初に聞いた時は、レアケースor都市伝説かなと思っていたのですが、これまでたくさんの起業女子の方とお話をしてきた結果、レアケースでもなんでもなく、ほんとうにどこでも転がっている話、だということがわかりました。
質の高いサービスをしているとね…
必ずどこからか
「もっと値上げしたほうが良いよ」
「安過ぎるよ」
と言ってくれる人が出てくるのです。
こういうことを言ってくれる人たちは、身近で、信頼できる優しい人のことが多いです。
本当に、あなたのためを思って言ってくれているんだと思います。
でも、それをそのまま信じて値上げしたら、お客がこない。
もう、これはね、鉄板なんです。鉄板で焼きたいくらいよくある鉄板話なんです。
あのね、値上げしたらお客が減るの当たり前なんですよ。
値上げしてもお客が減らない、というのは、レアケースです。
むしろ、お客を減らすために、値上げってするんだと思った方がよいですよ。
だから、売れ筋商品がひとつしかない人は、値上げしたら即、死活問題につながります。
値上げは、3つや4つ、売れ筋商品がある人がやることです。
他の商品と比べて、この商品はどうやっても利益が見合わない。
お客が増えれば増えるほど、ほかの商品に当てられる時間がなくなる。
そうなったときに初めて、値上げしようかな、と考えるのです。
たとえば、3000円を1万円にするとか、3万円を5万円にする場合、半年から一年は売れにくい期間が続くと思っていた方がよいです。
なぜか。
それは、3000円のものを買う人と1万円のものを買う人は違うからです。
3000円をスッと出す人と、1万円をスッと出す人では、ライフスタイルや考え方、毎日の過ごし方が全然違うのですよ。
値上げをするということは、客層を変えるということなんです。
新しい客層にリーチできるまで、新しい客層に買いたいと思ってもらえるまで、時間がかかるのです。
それから、1万円のものを10万円にするとか、5万円のものを30万円にするとか。
そういう思い切った値上げは、この商品、売れなくても別に困らない。
そう思えるときだけにしましょう。
ほんとうに、全く売れなくなる可能性が高いから。
サービスの質が良いから値段を上げる、というのは、一見もっともらしく思える考え方ですが、いま自分の周りにいる人たちと合わない価格にすれば、いくら良いものであっても売れません。
そもそも、値上げで悩むというのは、最初の値段のつけ方が間違っていたか、ビジネスで起こる問題の解決方法を知らなさすぎるか、どちらかが根本的な理由になっていることが多いです。
「値段のつけ方・考え方」については、星読み上級コースで詳しく教えています。
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