あやちゃん先生のひとり言 -321ページ目
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離婚後の生活



こうして離婚の相談を受けていると、ある一種のパターンが見えてきます。


相手が憎くて、その恨みだけで生きてきた場合、同じような相手にまた引っかかっている


ケースがとても多い。


金銭面にだらしないとか、交友関係でいつもトラブル相手とか。


どうしてまた? と思うのだけれど、そこに一つの私なりの結論がでた。


それは「離婚をどうとらえていたか」ということ。


私が離婚を決意したとき、小さな息子はまだ生後6ヶ月だった。


彼から父親を奪ってしまうことに躊躇いはあったけれど、それでも


「離婚するしかない! 自由を手に入れよう」と思った。


そこから苦節6年、司法書士の資格を手にするまでに挫折の連続だったし、


辛いことがとても多かった(ように感じた)。


でも「合格すれば・・・」と私には夢があったし、なにより自由を手に入れた喜びは


大きかった。


せっかく自由になれたのだから、自分と向き合おうと思った。


なぜ私はあの相手をパートナーに選んでしまったのか? なぜ?


それは決して後ろ向きな行為ではなく、むしろ次に同じ過ちを繰り返さないための


おさらいだった。


未だに新しいパートナーはいないけれど、それでも今の自分にとても満足している。


今の私の最優先は、息子と仕事。


相談できる人もたくさんいるし、気軽に食事にいける友達もできた。


特定のパートナーがいなくても、「寂しい」と思うことはない。


私のところに相談に来る女性の多くは、離婚を「マイナス」にとらえていることが多い。


だからこそ、「私はこんなに幸せなのだ」と相手に見せ付けたく、すごく早いスピード


でパートナーを探してしまう。それは「寂しい」からだと・・・


そしてまた同じような男に引っかかってしまう。


せっかく自由を手に入れたのだから、新しい人生を描いていこうよ。


ゆっくり、ゆっくり。


自分が人生で何を求め、どんなパートナーが必要で、そんなパートナーに出会うために


どんなことができて・・・


考えただけでもワクワクするでしょう?


相手を恨んで、憎んで、眉間にシワを寄せているより、新しい自分にワクワクしている


女性の方がきっと魅力的。


「離婚」より「自分と向き合う」ことが重要なんだと、最近よく考える私です。




離婚



最近、離婚の相談をたくさん受けます。


年金分割ができるようになるとか、あるいは婚姻年数の浅い人たちの


トラブル・・・


私個人的な意見としては、離婚はしない方がいい。


お仕事だってそうだけど、何でも自分の思い通りにはならないもの。


そこを頑張って、自分の居場所を確保していく必要があるんじゃないかな。


まして子どもがいたら、母子家庭の受ける風は、日本では相当なもの。


それを覚悟して乗り切れるなら、今の状況でも頑張れそうな気がする。


そうは言っても、離婚しかどうしようもない場合もある。


それは暴力や借金でのトラブルのある相手のケース。


これは、そうそう簡単には直らない。


暴力は、人を蝕んでいきます。生きる気力さえ奪っていく。


そんな相手なら、すぐに現状から飛び出さなくては。


そして思う。


離婚したい気持ちは分かった。


じゃ、後の生活のために経済的な基盤をつくっておこうよ。


女性の社会進出が目覚しくなったって言っても、それは新卒の人たちの


場合。


ずっと専業主婦をしていて、そこから働き出すって言っても、そう


簡単には職にありつけない。


だから相手とのトラブルでイライラしているなら、その時間を自分磨き


に費やしましょうよ。


そして何とか経済的に自立していく道を探すこと。


養育費や慰謝料、国からの補助金を当てにしていると、それこそ辛い日々に


なってしまう可能性は大。


目先をかえて、せっかく離婚という新しい人生を選ぶなら、その生活を


確かなものにするために、働く場を確保する努力をする。


それでも離婚したいのか、このまま頑張った方がいいのか、冷静に自分を


判断する期間でもあると思うのです。




お友達



新しいお友達の「ゆめちゃん」です。今日はご挨拶に行ってきました。


我が家にも、同じワイヤーダックスの女の子がいます。やっぱり犬は可愛い!




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