強制執行で思ったこと | あやちゃん先生のひとり言

強制執行で思ったこと

昨日は賃料滞納の明渡の強制執行でした

断行
つまり部屋から荷物をすべて撤去して
鍵変えて
滞納者が中にはいれないようにして終了
そんな作業です

この滞納者
独身男性42歳 無職 パパのお金無心
生活保護は受給しておらず
おそらくパパからの仕送りまんさこりん
だって無職なのに
超おデブなんだもん!
アルコールも呑んでるし
髪の毛は切るお金がないのかロン毛のまま


何が言いたいかというと
もちろん本人が悪いのが大前提なのですが
お金を出し続けるパパもどうなのかと
わたしには飼い殺しに見えて仕方がない

本人と会えたのは初めてですが
何らかの精神的疾病を抱えてるとしか思えない
言動がおかしいんだもん
パパは元学校の教頭
もしかしたら自分のメンツにこだわり
子どもと向き合わず
「たのむから地元から出ていってくれ
 金は送ってやるから」
そんな風だったのかなあ~

お金送金するよりも
彼を受け入れてあげたり
適正な治療を与えてあげる方が
ずっと有益な気がする

そんな環境でも社会で活躍している人は
たくさんいるけれど
3,40代の滞納者と関わっていると
親がお金をいつまでも出していることが多い

一見無事に着地するようだけど
結局子どもが自立する足首を
親がずっと掴んでいるようなもの
しかも必ずどこかで
「もういい年なんだから」
と放り出される

いやいや……
放り出すならもっと若いときにしてあげてよ

部屋から追い出された彼
公園で寝るとかじゃなくて
どっかの宿泊所からパパに電話して
「金おくれぇ~」
なんて怒鳴っているのかな

なんだか……
さみしい人生
親だってきっと子供の幸せを願っているのにね
どこからズレちゃったんだろ……


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