突然に旅立ってしまった母・・・
もともと、お墓のない家庭で
「散骨でいいわ~」なんて、冗談半分で言ってたので
何の準備もなく、もちろん知識もなく
父は施設、兄は東北に転勤、私は長崎、妹は東京・・・で
兄妹でゆっくりじっくり話し合うことも出来ず
6ヶ月近く経って、ようやく納骨することが出来ました
春には、バラを中心として
たくさんの花が咲き誇る、美しい霊園です
と、案内には書いてあります
こちらの霊園に、樹木葬することにしました
数日前の天気予報では、雪マークもあったようですが
当日は時折日差しも射して、そんなに寒くもなく
「ばぁばは、雨女だったのに~」
なんて、みんなで話をしていましたが
私たちのために、母が雨を降らせないでくれたのでしょうね
お骨は前もって粉砕され、細長い筒に入れられていました
「こんなにたくさんのお骨が残っているなんて
珍しいですよ」と褒められました
その重たい骨壺を、順番に1人ずつ最期に胸に抱いて・・・
こんなに軽く、小さくなっちゃったんだ~と実感
地中に入れたあと、また順番に1人ずつ土を被せていきます
見えなくなると、やっぱり寂しい
無宗派なので、お坊さんも呼ばず
身内だけで、簡単に済ませましたが
心を込めたつもりです
どぉだったかな?
時間がかかっちゃったけど
6ヵ月、私たち兄妹には必要な時間だったと思ってください
また来月、会いに行きますね