注意ネタバレあります注意

 

 

こんばんは。

 

 

 

『最悪の悪』観終わりました。

 

放心状態…

 

真顔真顔真顔

 

 

ノワールというジャンルの作品を、最初から最後まで(途中薄目しか開けてないけど)ちゃんと観きったのは初めてかもしれません。

 

最終話配信前に公開されたポスターがこれですよ、これ!!!

 

 

 

皆が違う方向を向いている…悲しい!!!

 

 

日中韓の大規模麻薬組織摘発のために潜入捜査をするのですが、もうジュンモったら演技がうますぎ&度胸がありすぎて、どんどん江南連合の中で信頼を勝ち取って、のし上がっていっちゃいます。

 

徐々に潜入捜査にのめりこんでいき、変わってしまったジュンモの姿がとても痛々しかったです。それでも最後、麻薬の取引現場で組員たちに拳銃を向けたジュンモが、本当に一瞬で警察官の顔になったシーンは、チチャンウクの演技力とオーラをまざまざと見せつけられたようでした。ブラボー!!

 

 

 

命がけで自分を守る姿(その事件もソウル警察がわざと起こしたのですが)に、ギチョルはジュンモを信頼していき、それが部下からの不信感や妬みを買うことに。ギチョル、素直すぎるよ!麻薬組織のボスはそんなに簡単に人を信じちゃダメよ、ダメダメ。

 

 

 

ジュンモが危険な潜入捜査をしていると知り、自ら捜査に入り込んでいったウィジョン。そこで偶然、幼馴染で高校時代には恋人のような関係だったギチョルに再会する。

 

 

 

とにかく…ギチョルが可哀想すぎます大泣きびっくりマーク

 

母親が、暴力を振るう父親を殺めてしまい、殺人犯の息子として真っ当な人生を送れなかったギチョル。そんな彼の中にある美しい思い出がウィジョンなんです。ずっと想い続けていたウィジョンと再会し、愛してる信じてると言われ、「この仕事が終わったら普通に生きたい。彼女と生きていきたい」と未来を信じ、ウィジョンを信じ、ジュンモを信じていたのに…

 

 

ジュンモが警察官だった上に、ウィジョンと夫婦だったなんて!!!

 

 

その事実を知ったギチョルがジュンモとウィジョンに向けて言った台詞が切なすぎて心に突き刺さりすぎて、明日仕事休みたいです…

 

 

「俺が罪人でも、信頼を利用して踏みにじるのは罪じゃないのか?」

 

 

“誰が最悪の悪なのか?”という問いが、観終わった後でずっし~りと心に残ります。

 

 

 

 

 

さて、メインキャラクターはこの3人ですが、この人が素晴らしかった!!中国で麻薬製造をしている組織の娘で、韓国と取引をするヘリョン(キム・ヒョンソ)下矢印

 

 

BIBIという名前でアーティスト活動もしているそうですが、とっても魅力的で素敵でした。なんと!最終回でわたし、泣いてしまいました。ヘリョンに泣かされました。

 

ヘリョンはジュンモを気に入り、最後まで信じていくんです。ジュンモが実は警察官でウィジョンと夫婦だという情報を突きつけられても、ジュンモの言葉を信じて行動する。よくやった、ヘリョン!グッジョブグッ

 

 

 

   

 

 

 

正直、「ここまで表現しないとダメ絶望?」っていうくらい残酷な残虐なシーンが多くて、途中でほんと、なんでこんなに辛い思いをしながら観なきゃいけないんだろうと思いながら観ていました。

 

でも、最後まで観終わってみると、とっても深くて考えさせられる作品だし、どんなに悪い状況の中でも美しくキラキラ光っているものが人間の心の中にはあるんだと思わせてくれる作品でした。

 

 

潜入捜査という過酷な状況の中で生まれていく、偽りとは思えない感情や関係。

 

ジュンモが命がけでギチョルを守ったのは、全て捜査のためだったのか?

 

愛している、とウィジョンがギチョルに言ったその言葉は、全て夫を助けるためだったのか?

 

日中韓同時に捜査が動き出すことを知っていたジュンモが「日本でも中国でも韓国でもないところへ行ったらどうだ」とヘリョンに言った言葉の真意は?

 

 

劇中で何度も「信じる」というセリフが出てきます。

 

あなたを信じてる

 

お前を信じる

 

信じてもいいんだな?

 

この言葉にジュンモの心は少しずつ追いつめられていったのかも、と思いました。だってこれ、潜入捜査だもん!!ほんとは警察官なんだもん!!!私が言ってやりたかったーーー!!!

 

 

 

最後、ジュンモとウィジョン、ギチョルが対峙するシーンで、自ら命を絶とうとするギチョルを…ジュンモが撃ちます。

 

えー!

 

なんでよ!?

 

だってその前には、ギチョルを逃がしてあげたんだよジュンモは。

 

なのに、なんで…

 

ギチョルを検挙したと電話で報告をするジュンモの目の前には、血だらけで倒れているギチョルを抱きかかえるウィジョンの姿が。それを見て、もしかしたらウィジョンの中にあるギチョルへの気持ちは、本当に愛だったのかなと思いました(ジュンモへのものとは違うかもしれないけれど)。

 

 

 

なんだかうまくまとまりませんが、それくらい衝撃的で、また消化しきれていないし、もうこんな時間です魂が抜ける

 

 

 

こちらのブログでとっても詳しく、読んでいて面白く、分かりやすく解説・感想を書かれています。ラストシーンの疑問もこちらで解消されて、少し楽になりました。(ギチョルの台詞もこちらからお借りしていますひらめき電球

 

 

 

 

 

 

『最悪の悪』と『ムービング』、観終わったので来月はNetflixに戻ろうと思います。血が一滴も流れないような、キュンキュンなファンタジーを見るんだっ爆笑

 

Disney+、面白かったのでまた戻ってこようと思います。11月から早速『エレメント』が配信されるみたいですしね~ペンギンラブラブ

 

 

 

 

今日も宇宙と健康に感謝流れ星キラキラ

最後まで読んでいただきありがとうございました星

 

画像お借りしていますカメラキラキラ