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男はつらいよの日 由来
①⑨⑥⑨年(昭和④④年)⑧月②⑦日、監督・山田洋次、主演・渥美清の映画『 男はつらいよ』シリーズの第1作が公開された日。
『 男はつらいよ 』のテレビドラマおよび映画シリーズでは、テキ屋稼業を生業とする『 フーテンの寅 』こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇で、毎回旅先で出会った『 マドンナ 』に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描いている。
『 フーテンの寅 』が最初に登場したのはテレビドラマで、この時は最終回で寅さんは死亡した。しかし、あまりの反響の大きさのため映画で復活し、以来②⑥年④⑧作にも及ぶ世界最長の長編シリーズとなった。最も長いシリーズの映画としてギネスブックにも載っている。映画シリーズ全④⑧作の配給収入は④⑥④億③,⓪⓪⓪万円、観客動員数は⑦,⑨⑤⑦万③,⓪⓪⓪人を記録。ビデオソフトは①⑨⑨⑥年(平成⑧年)⑦月末までにセル用とレンタル用の合計で⑧⑤万本が流通している。
『 男はつらいよ 』•••とはっ
『 男はつらいよ 』とは•••
まず『 男はつらいよ 』を知らない人のためにおさらいしておこう。『 男はつらいよ 』とは、渥美 清(あつみ きよし)さん演じる『 寅さん 』が主人公の下町人情コメディ映画である。全48作から成り『 一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ 』として、ギネス認定もされているのだ。
寅さんの出身地である東京は葛飾柴又を中心に、日本全国で物語が展開され、下町出身の寅さんの名調子が大きな魅力の一つであった。そんな寅さんの名言が詰まったのが『 男はつらいよ 日めくりカレンダー 』である。
寅さんの名言の数々
いくつかカレンダーの内容をご紹介しよう。
『 人間 金があるからって決して幸せとは言えないよ 』
『 ああ生まれてきてよかったと思うことが、人間何べんかあるじゃない。そのために人間は生きてるんじゃないかな? 』
『 恋というものはな、長続きさせるためには、ほどほどに愛するということを覚えなきゃいけない 』
という、哲学にも通じるようなものから•••
『 しょぼたれるなよ。元気出せ、元気 』
『 いいか、人間誰しも欠点というものがあるんだよ 』
『 やっぱり、真面目にね、コツコツコツコツやっていけば、いつか芽が出るんだから 』
といった当たり前だが味わい深い、真理的なものまで、数々の名言が散りばめられている。寅さんファンでなくても、きっと感じるものがあるはずだ。
寅さんにもミラクルが起こることも•••
私事で恐縮だが、筆者はこの日めくりカレンダーを使って数年になる。玄関に飾ってあるのだが、稀にとんでもないミラクルが起こったりする。旅先から帰り、玄関でふと見ると『 あーあ、やっぱり家が一番いいや 』と書いてあったときは、鳥肌とともに、寅さんの言葉が身に沁みまくったのだ。
万年式なので•••繰返し使える
『 寅さん日めくりカレンダー 』の正式な商品名は、『 男はつらいよ 万年寅こよみ 』という。『 万年 』というとおり日付だけが入っており、繰り返し使える。裏表両面に③①日分×②の合計⑥②個の名言が印刷されているぞ。インターネットや柴又の寅さん記念館で販売しているので、興味がある人はぜひチェックしてほしい。