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箸の日 由来
⑧月④日のは⑧(は)④(し)と日本語になっていることからも分かるように日本における箸の日です。
わりばし組合が①⑨⑦⑤年に制定しています。
『 箸を正しく使おう 』という民俗学者の提唱なんですね。この日には東京・千代田区の日枝神社では、長さ①m! の大きな箸を供えます。そして古い箸を燃やして供養するという祭を行うんです。
お箸をわざわざ供養するというと、どうして? と思う人もいるかもしれませんが、米食文化の日本においては、古来から箸には使った人の霊が宿るという言い伝えがあります。毎日手にしてお世話になっている箸を他のごみと一緒にぽいっとは捨てづらいですよね。ということで、この箸供養(箸の感謝祭)があるわけです。、どうされていますか⁉️
『 ゴミと一緒に捨てるには抵抗があるし 』
箸供養とはっ⁉️
箸供養は毎年⑧月④日の『 箸の日 』に折れた箸を集めて供養する行事です。
普段使っている箸が折れたらそのままゴミとして処分するのではなく、食事のたびにお世話になった箸に感謝し、お焚き上げをして供養します。寺社によっては郵送などで箸を受け付けているところや、供養する箸を持参すると新しい箸と交換してくれるところもあるようですよ。
箸の日に関係深い『 日枝神社 』の歴史
参拝すると良縁に恵まれ、縁結び以外にも子授け・安産の神社とも言われています。面白いことに、ここの狛犬は犬ではなくて、猿なんです。狛猿ってことですね。正式には『 神猿 』(まさる)という呼び名になります。魔が去る、勝るということで、とっても縁起がいい『 神猿 』様。是非お会いしたい‼️
箸の日 以外に箸の事を何も知らない⁉️
箸の日には、箸のことを考えようと振り返ってみると、身近でお世話になっているのに何にも知らない自分にただただびっくりしました。今ではあまり言われませんが箸は右手で使うものとされ、右・左を教わる際に『 箸を持つ方が右‼️ 』と言われた経験がある人も多いはず。
なぜ左利きの人まで右にしなくてはならなかったかというと左手は不浄の手とされていたからのようです。箸の発祥については今のところよくは分かっていませんが、中国であるというのが定説にはなっているようです。日本で箸食を制度として採用したのは聖徳太子です。中国(隋)の国の文化を知って採用することにしたんですね。
日本の箸の起源や歴史⁉️
箸の起源は、定かではありません。
箸の素材はほとんど木などの植物性なので腐りやすく、遺跡から発掘されたとしてもそれが箸なのか、ただの木なのか判別できないため、いつごろから使われているのか明確なことはわからないそうです。
弥生時代(紀元前④世紀ごろ~紀元後③世紀ごろ)末期の遺跡で、細く削った竹を半分に折り曲げたトングのような形の『 折箸(おりはし)』が出土していますが普段は手掴みで食事をし、折箸は祭祀(さいし・神や祖先を祀ること)や儀式の際に用いていたと考えられています。
中国の歴史書『 魏志倭人伝(ぎしわじんでん・紀元後③世紀末)』では、日本人は手掴みで食事をしていると書かれていますが、日本の『 古事記( ⑦①②年)や日本書紀( ⑦②⓪年)』では神代(かみよ・神の時代という意味)の頃から箸は存在したという記述があり矛盾しているようですが、先述したように祭祀や儀式の際に箸を使い、普段は手掴みで食事をしていたと考えられています。普段の生活で箸を使うようになったのは聖徳太子がきっかけだといわれています。
⑥⓪⑦年に遣隋使として派遣された小野妹子たちが持ち帰った箸と匙のセットを、聖徳太子が初めて朝廷の儀式に用い、朝廷での食事に取り入れ、箸を使う風習が民衆にも広がっていきました。
箸の語源には諸説あります。
●②本の棒の端のほうでつまむので『 はし 』になったという説
●鳥の嘴(くちばし)に似ていたからという説
●役割の『 挟む 』が転じて『 はし 』というようになった説