▼本日限定!ブログスタンプ
憲法記念日 由来
『 憲法記念日 』は⑤月③日です。
『 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する 』ことを趣旨とし日本国憲法が昭和②①年(①⑨④⑥)年①①月③日に公布され昭和②②年(①⑨④⑦年)⑤月③日に施行されたことを記念して、昭和②③年(①⑨④⑧年)に『 憲法記念日 』という祝日として制定されました。
日本国憲法には③つの基本原則があります。
みなさん覚えていますか⁉️
国民主権
日本国憲法の前の大日本帝国憲法では、天皇に主権があるとされていました。
戦後GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)により憲法の改正が行われ、天皇は象徴となり、国民こそが国の主役であり、国のあり方を決めるのは国民であるとされました。
基本的人権の尊重
人が生まれながらにしてもっている権利で、国民ひとりひとりが自由と権利を保障されるという考え方です。
日本国憲法では、基本的人権は最大限に尊重される必要があり、侵すことのできない永久の権利として規定されています。
平和主義
世界の平和を永久に守るため、外国との争いが起きても戦争をしないで平和的に解決するという考え方から、戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認を憲法に定めています。
憲法記念日と文化の日との深い関係⁉️
①①月③日は文化の日ですが、実はその日は明治天皇の誕生日なのです。
もともと①①月③日は明治時代には「天長節(天皇誕生日のこと)」という祝日でしたが、天皇が崩御された後、国民が『 近代日本の礎を築いた明治天皇の功績を後世に伝えていくために①①月③日を祝日としてほしい 』ということで運動を起こし、昭和②年(①⑨②⑦年)に「明治節」という名称で祝日になりました。
しかし敗戦後の昭和②③年(①⑨④⑧年)当時日本を占領していたGHQの命令により「明治節」は廃止されました。日本国憲法の前の大日本帝国憲法の公布日は②月①①日でした。②月①①日は現在は『 建国記念の日 』ですが、もともとは『 紀元節 』といって、日本の初代天皇とされる神武天皇の即位日です。
神武天皇の即位日という縁起の良い日を選んで大日本帝国憲法を公布したことに倣(なら)って、新憲法(現在の日本国憲法)の公布日を明治節である①①月③日に選んだそうです。そして「憲法記念日」はもともと①①月③日にするという話もあったそうですが、GHQが強く反対しました。GHQは天皇と国民の繋がりを少なくさせたい、なくしたいと考えていたため、国にとって重要な憲法記念日と、明治天皇の誕生日を結びつけたくなかったのでしょう。
そのかわり『 憲法記念日じゃなければいい 』ということで『 文化の日 』が祝日に加えられたということです。このような経緯があり『 憲法記念日 』は公布日ではなく施行日の⑤月③日になったのです。日本国憲法については、学校の授業で習った覚えがありますが、⑤月③日になった理由は今回記事を書くに当たって初めて知りました。戦後GHQの厳しい指導のなかで、天皇家につながる祝日を作ることは難しかったでしょうから、わざと①①月③日を公布日にしたということなのでしょう。結果的に①①月③日は憲法記念日とはなりませんでしたが、文化の日となってめでたく祝日になりました。明治天皇が如何に国民から愛されていたかということを窺い知ることができるエピソードですよね。
憲法記念日との違いは⁉️
海外では憲法記念日の他に建国記念日を祝う国が
多いそうです。
建国記念日とは、その国が建てられた日を
意味します。国が建てられて憲法が制定されてと憲法と建国は切っても切れない間柄ですよ。ところで日本の建国記念日はいつなのでしょうか⁉️
実は日本の建国記念日は明らかになっていないのです〜 神話によると初代天皇の神武(じんむ)天皇が即位した日が旧暦の①月①日とされており、この日が日本建国の日だそうです。しかし神武天皇は神話上の人物ですから本当のところは分かりません。建国が神話上の話だなんて、なんだかミステリアスですよね⁉️
ちなみに旧暦の①月①日を新暦に換算すると②月①①日になります。したがって日本では②月①①日を『 建国をしのび国を愛する心を養う日 』として建国記念の日に定めたそうですよ。