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歌舞伎の日 由来
この出雲阿国さんが歌舞伎の創始者といわれています。歌舞伎踊りとは当時はやっていた『 かぶきもの 』のスタイルを取り入れた新しい踊りでした。『 かぶきもの 』とは派手な衣装や一風変わった服装を好み、普通ではない行動に走った人たちの総称です。
戦国時代末期の①⑤⑨⑥年から江戸初期の①⑥④⑥年ごろまで京都や江戸で流行しました。『 かぶきもの 』たちは徒党を組んで行動し、飲食代をふみたおしたり因縁をふっかけて金品を奪ったり、家の障子をやぶったりと迷惑行為を毎日していたようです。また、自分の武勇伝を語るのが大好きで、それが元でケンカになることもしばしば。辻斬り、辻相撲(?)、辻踊り(??)など往来での無法行為も好んだのだそう。
出雲阿国さんが、それまでの踊りに『 かぶきもの 』の要素を加えて作り上げたのが『 歌舞伎踊り 』というわけです。どこら辺が『 かぶいて 』いたのかというと、出雲阿国さん、女性なんですが、劇中では男装してお茶屋の女の子と色恋沙汰を繰り広げるんです。女性が『 かぶきもの 』の格好をして行う歌舞伎踊りはたいそう当時の人にうけ、最終的には江戸城にて江戸幕府の初代将軍徳川家康に見てもらえる栄光を勝ち取りました。そして、出雲阿国が家康らの前で歌舞伎踊りを披露したのが①⑥⓪⑦年②月②⓪日のことでした。これに由来して②月②⓪日は歌舞伎の日となりました。
歌舞伎の豆知識 歌舞伎の値段⁉️
伝統芸能に興味はあるけど実際見るとなると値段が高そう•••ってイメージありませんか⁉️
せっかく興味があってもお金の問題であきらめてしまうのはもったいない‼️ということで歌舞伎を見るのにどれくらいかかるのか調べてみました。
①年で一番値が張るとされる正月興行のお値段がこちら。
映画とかと比較するとやっぱりお高い感じはします。
ですが歌舞伎には当日券の一幕見席(ひとまくみせき)があります。一幕といって①場面しか見られないチケットですが、その代わりお値段が⑤⓪⓪円から②,⓪⓪⓪円程とたいへんリーズナブル。
歌舞伎あげの秘密
歌舞伎と聞いてこちらの歌舞伎揚げを想像しちゃう人も多いのでは⁉️
歌舞伎の幕風のパッケージとサクサクの揚げせん。昔からの定番商品でありながら••• いまでも人気のある揚げせんべいの王様です。この歌舞伎揚げのパッケージが歌舞伎っぽい柄だから歌舞伎揚げなんだと誤解されがちですが、実はほかにも歌舞伎要素があるんです。
それがせんべいの形。
歌舞伎揚げは丸と四角②つの形がありますが、実はこれが歌舞伎の家紋をデザインしたものなんです。揚げた状態ではよくわからないですが揚げる前の製品にはしっかりと模様が‼️
成田屋というと冒頭にも出てきた市川海老蔵さんが所属する一族です。丸は丸に二つ引といって松嶋屋の家紋。
歌舞伎由来の言葉たち
江戸時代から続いてきた伝統芸能というだけあり、歌舞伎が由来となっていることばは意外とたくさんあります。
ここではそんなことばたちを紹介します。
● 黒子・黒衣(くろこ・くろご)
歌舞伎の舞台には欠かせない黒装束に黒頭巾の人たち。主に小道具の操作や役者の着替えの手伝いといった、縁の下の力持ちです。
ちなみに本来は黒衣(くろご)が正しい表記だったのですが、誤用が定着してしまい、今ではどちらでもOKとなりました。
● 差し金(さしがね)
舞台上でちょうちょ、鳥、人の魂など、飛び回るような小道具は黒子が竿の先に針金をさして、そこからつるして物陰から操作しました。
この竿 + 針金 + 小道具をまとめて「差し金」と呼びました。これが転じて裏で人に入れ知恵したり、そそのかしたりすることを「あれは誰々の差金に違いない」と表現するようになりました。
● 二枚目・三枚目(にまいめ・さんまいめ)
江戸時代の歌舞伎小屋には演目のキャストを表す看板が掲げられていました。
看板には役者の名札がぶら下げられていて、端から一枚目、二枚目、三枚目•••とカウントしました。かけられる位置でだいたいの役柄が決まっていて、
一枚目は思慮分別のある大人。話の主役。
二枚目は美形で人気のある若者役。
三枚目は面白担当。と別れていました。
これが現在まで生き残り、二枚目はイケメン三枚目はオモシロという意味になりました。
主役の一枚目よりイケメンの二枚目が生き残るあたり、女性人気って大事だな~と思う次第です。