三仏寺投入堂


まず、一目見てのインパクトが強い


見る者に強烈な印象を残す


しかもその残し方が凄い


普通一見してインパクトがある建物といえば、
大きさや、色、形などであるが、
この建物は、いたって普通、むしろ小さい部類である


しかし、建っている場所が尋常じゃない
敷地面積は、限りなくゼロに近い


その昔、役小角が自らの法力で

投げ入れたという伝説があるほどだ


実際建てられた方法は分かっていない


個人的な好みとして、緊張感がある建物が好きだ
この建物から伝わってくる緊張感はものすごい


数年前の改修工事で分かった事だが、
その昔、主要構造部材が朱、壁は白で彩色されていたらしい
その当時に、こんな建物を見せられたら、たまらない



当時の投入堂の雰囲気が出せたらと思い着彩してみました



   名称: 三仏寺投入堂

建築設計: 不明


  竣工: 706年、役小角により開山(伝)

       849年、慈覚大師円仁により三仏を安置(伝)

敷地面積: 不明

建築面積: 50m2



建築パース屋の日記

八代市立博物館・未来の森ミュージアム


自由 軽い 美しい、そんな事を連想させる建築である


設計者の伊東豊雄さんのイメージは前衛的なイケイケな、

私の好きな建築家、槙文彦さんの言葉を借りれば
平和な時代の野武士のような設計が多いのだが、

この建築はそうではなく、

建築としての美を追求した結晶のような感じを受けた


美しい建築を目指していったという印象


ただ、外観で追求しすぎた代償なのか、内観は至極普通
もちろん建築物であるゆえ、

施主が存在して初めて成り立つものであるから、
色々な制約や決まり事があったのであろう


建築物であり、モニュメントではないので、

内観の充実こそが第一であり、博物館である以上、

本来ならば内観の魅力不足は致命的な欠点である


しかし、それを補って余りあるほどの外観の完成度の高さがある



とにかく圧倒的な存在感を放つ建築がそこにはあった




   名称: 八代市立博物館・未来の森ミュージアム

建築設計: 伊東豊雄建築設計事務所



   竣工: 1991年

敷地面積: 8,223m2

建築面積: 1,432m2


建築パース屋の日記

姫路城


いわずと知れた国宝、そして世界遺産。


10年前くらいに見に行ったのだが、ちょうど桜が満開で

天守に登り、入った瞬間に吹いてきた風が、

少し強めの風が、心地よく素晴らしかった。


そこから見た景色は、まるで自分が城主になった錯覚を起こさせ、

「私の街は素晴らしい」と思わずにはいられなかった。


この建築、木造とはにわかに信じがたいものである。

内部の梁、柱がすごい。特に、樹齢何年の木材を使ったのかと

感嘆してしまう柱の太さには言葉も出ないほどの感動があった。


改修工事が終わったらまた行こうと心に決めている建築である。


   名称: 姫路城

  築城主: 赤松貞範

  改修者: 黒田孝高 池田輝政

   竣工: 1346年

敷地面積: 23,000m²

建築面積:  9,800m²

建築パース屋の日記


東京カテドラル聖マリア大聖堂


この建築、外観はそこまで好きではないのだが、

内部が、凄い。

建築で、人が手をかけたもので、

荘厳な雰囲気ってだせるんだなとあらためて感じた。

まさに見るべき価値のあるモノだ。


以前沖縄で,その昔男子禁制だった城跡で感じた、

そこに何もないのに、なにか、ピンと張り詰めるような空気が

確かにそこにはあると感じたときと似たような感覚になった。


しかし、素晴らしい。

ここで聴いたパイプオルガンの音色も最高でした。


   名称: 東京カテドラル聖マリア大聖堂

建築設計: 丹下健三都市建築研究所


   竣工: 1964年

敷地面積: 15,098m²

建築面積:  2,541m²
建築パース屋の日記

私が大好きな、1番好きな建築、

国立代々木競技場。


写真は、第一体育館ですが、1番好きなのは第二体育館。

去年の12月に撮った写真ですが、改修工事中だったみたいです。


始めてみたのは10年くらい前ですが、

外観の圧倒的な存在感、そして、中に入ったときの空気感、素晴らしかったです。


これが、1964年に作られたという事にも驚かさせます。

私が好きな建築史家の藤森照信さんが、建物が作られた年も重要であると

言われてたのを思い出します。(ただ、藤森さんは、建築史家として、という前置きがありましたが。)


私が生まれる10年以上も前ですが、もし、竣工のときに立ち会いたかったなーと

思わずにはいられません。



   名称: 国立代々木屋内総合競技場

建築設計: 丹下健三都市建築研究所

構造設計: 坪井善勝研究室


   竣工: 1964年

敷地面積: 91,000m²

建築面積: 34.204m²


建築パース屋の日記