生活費の割合は? by堀
今日は、これからの時代を乗り切る家計の知恵として、毎月の生活費の割合の目安を考えてみたいと思います。
以下、私が学んだ知識と現場のお客様との関わりの中から得た情報を集約して目安をあげてみます。
※あくまでも1例ですので、これですべてのご家庭の問題解決が出来るとは限りません。
詳細および各ご家庭ごとの解決策については幣社プランナーへお問い合わせ下さい。
ポイント
① 全体の収入の7割は生活費(収入とは、月収から税金と社会保険を引いた手取り収入)
② 収入の2割は目的資金(住宅資金積立、教育資金積立、マイカーローン返済)など
③ 収入の1割は生命保険、医療保険、火災保険、自動車保険、傷害保険など
④ 生活費の節約分は預貯金へ(生活費の1割の努力を)
⑤ 夫婦どちらか一方の収入で家計を考える(残りは貯蓄への努力)
※生活費項目の例
(夫婦共働きで夫の手取り収入30万、妻のパート月収8万として夫の月収のみで換算した例が青字)
①食費 収入の2割以内 6万
②住居費 収入の2割以内 6万
③日用品 収入の0.5割以内 1.5万
④水道光熱費 収入の0.5割以内 1.5万
⑤衣類 収入の0.5割以内 1.5万
⑥通信 収入の0.5割以内 1.5万
⑦交際費(小遣い) 収入の0.5割以内 1.5万
⑧雑費 収入の0.5割以内 1.5万
※計21万
上記ポイントのとおり、夫の収入のみで、さらにその7割以内で生活費を抑えた例です。
さらに、
⑨保険関係 収入の1割 3万
⑩目的資金積立 収入の2割 6万
※計30万
ここまでを、夫の手取り収入30万の内訳とし、妻のパート収入は緊急性のある不測の事態時に必要な一時金に備えて預貯金に回せることになります。
冒頭にも述べましたとおり、これはあくまでも一例ですが、ゆとりを持った計画的なライフプランの構築の為に参考にされてください
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