給付金請求事例 by堀
5年以上前に白血病を患った方が、引受の基準が緩和されている医療保険に加入された後、翌年に体調を崩され帯状疱疹という病気で総合病院に入院されました。
そのときの給付金請求にかかった日数や実際に支払われた給付金をお知らせします。
【病名など】
帯状疱疹で17日間入院 手術なし
【給付金額】
契約後一年以内なので5000円×1/2×17日=42,500円が給付
【支払いまでの日数】
4/5に本社受付後4/12お客様の口座へ直接支払
日額5,000円の一生涯保障タイプの医療保険でしたが、一年以内は保障が半分という約款規定の決まりがありましたので、その通り半分の金額で日数分が支払われています。
【ご本人の窓口負担】
食事代込みで163,190円払って帰った
【食事代の概算】
780円×16日=12,480円
【高額療養費制度の算式】
80,100円+(医療費-267,000円)×1% からすると
80,100円+{(163,190円-12,480円)-267,000円}×1%=80,100円+0円=80,100円←医療費の実質自己負担
これに食事代を足し、
80,100円+12,480円=92,580円
※163,190円-92,580円=70,610円←高額療養費制度によって払いすぎている分戻り
ということで実質の窓口負担92,580円のうち保険から
42,500円給付があったので、50,080円が最低でも自分の手出しという計算になります。
日額が5,000円の状態でもし同じ入院をしていたら
5,000円×17日=85,000円
これでも手出しが7,580円生じることになります。
この方の場合はその後のお仕事にまで支障が出るご病気ではありませんでしたが、経過の長いご病気に罹患された場合は、入院当初と同じ職を続けることも困難な場合があります
そういったときには、収入を補う意味での保障も病気のときのリスクをカバーするものとなります。
私たちが医療保険1つでもしっかりコンサルティングさせていただく根拠がこういった事実の中に隠されているのです
ぜひ参考にされてください
BR10-0074