パパのガラケー

あの日から、ずっと
契約を解除することなく
そのままでしたが

昨日、解約の手続きを
してきました。



まだ何方かから

連絡があるかもしれないし


と、言いながら…



それも本当ですが


本当の本当は



電波が繋がった

そのままにしておきたかった

から


その理由は…

自分でもよく分かりません。



電波を繋いでいることに

何の意味もない

分かっているのですが


解約が出来ずにいました。



また一つ


パパと繋がるツールが

なくなってしまった


と、解約の手続きの後に

落ち込みました。




「電波が繋がっていないだけで

ケータイはそこにあるし

データだってあるんだから!」


と、息子は「大丈夫!」と

言ってくれます。



分かってる

分かってるけど…


寂しいのです。



この目で見られて

この手で触れられて

パパとの思い出を

抱きしめることができた

色々なものが…


それが少しずつ

私の手元から

無くなっていく



それは仕方のないこと、と

乗り越えなければいけない

こと、と分かっていて


だから、自分の意思で

解約の手続きをしたのに。



分かっているのに…

想像以上に辛かったです。



でも!乗り越えなければ!

ですね。




今、映画「糸」を見ています。


映画を見て

思いっきり泣いちゃおう!





追伸


実は、私

時々、パパのケータイに

電話をかけていました(笑)

時々、パパのケータイに

メールをしていました(笑)


それは…これから

どうしましょう?