僕は | おおさわつむら

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不思議な世界を見る二人のブログ

お久しぶりでございます。

さてさて今年もあとわずか、
お餅もツキおわり、お掃除も終わりました
おおつでございます!

今年はじめたブログ、
お付き合いいただき誠にありがとうございますです!
来年も続けて行きますよ!

それではさっそく物語をば!
前回の続きです


「僕は」


教えて!
僕はどうしてここにいるの?

僕は問いかけた
答えを知っているであろう
姿の見えない彼に

「まずは君自身のことについて
教えてあげよう」

そう!
それも知りたいんだ
僕はどんな姿をしているの?

「君は木の実、いや果実と言った方が正しいか」

そうか、僕は果実というのか

「ちなみに君の隣にいる彼も果実だ。」

何それ?
僕も隣の奴も同じなの?

「そうだよ。
君たちは私という木に実っている
大切な私の一部なんだ。」

なんだって?!
僕は君だって?
そんな馬鹿な!

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僕は僕で君じゃない
、、、そうか
動けないのは君のせいなんだな
なら僕は君とさよならするよ
きっとこの引っ張られている所を切ってしまえば動けるはずだ

「やめた方がいい」

止めたって無駄さ!
僕はもうここにいるのは飽き飽きだ!

「やめた方がいい」

彼は続けた
でも僕は自由になるんだ
そう、今すぐに

僕は彼と離れた






さて、とまぁ
「僕」は果実でした。

あと一回ほど続きますので
よければまた読んでいただけるとありがたいです。

木の「やめた方がいい」という発言。
わかりますよね?
でも他の意味も含まれておりますのでお楽しみに!

ではでは、この辺で。

皆さま!
良いお年を!!