自動車の認証不正問題を巡り、国土交通省は３日、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの計５社からも不正の報告を受けたと発表。
国交省は５社に対し、不正のあった車種の出荷を停止するよう指示しており、今後立ち入り検査が行われ何らかの処分が下される模様。
本来は全数チェックであるべきところ、大量生産に必要な「型式指定」の認証を巡り、国交省は自動車メーカーと装置メーカーの計８５社に調査と報告を求めたという。
その認証の際に提出するサンプル検査において不正があったというのだから世に出回っているものは安全性が満たされていないと判定してもおかしくないという事だろう。
近年自動運転が多くなってきているので検査基準が甘いと安心して運転など出来ようもないだろう。そのくらいのこと何故わからないのだろうか。その背景には人材不足とか雇用形態だとか疑い出したらきりがないだろう。
以前、トヨタの豊田章男社長は不正を発覚させた会社に対して、『会社を一旦壊してでも立ち直らなければならない』と厳しい言葉を投げかけたのに、自分の会社でも発覚していては、『どの口が言ってんだか・・・』と呆れてしまう。
ボクも４月に新しい車に乗り換えたが、１０年前とは全く変わったクオリティの技術革命を感じたわけで・・・その感動は一転不安なものになってきました。幸い今回発覚した５社には日産の名前はありませんが、数年前にどデカいことやらかしているからなぁ・・・『名前が無かったからセーフ！！』と堂々と言えないところに今の自動車業界に対する疑問がありますね。