・JSTQB認定テスト技術者資格試験を受験しました
受験した資格
第14回 JSTQB認定テスト Foundation Level試験
試験日時
2013年 2月16日(土)15:10-16:10
場所
試験会場:大正大学 巣鴨キャンパス
JSTQB認定テスト技術者とは
JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織として2005年4月に認定されています。
ISTQBの加盟組織の各国団体は資格および教育・訓練組織認証について相互認証を行っています。
つまり、JSTQBが運営するソフトウェアテスト技術者資格は海外でも有効な資格となっています。
JSTQBは次のような3つの委員会(Commitee)から構成されています。
それぞれの委員会は国内における品質保証関連の研究を行っている研究者、高いスキルを持つテストエンジニアやコンサルタントなどを中心に構成されています。
公式ホームページより引用
試験概要
4択の問題が40問出題されます。1時間で解きます。
合格ラインは非公開です。
予想するに、合格ラインは試験のつど設定されている可能性があります。
つまり難易度に合わせて設定されているかもです。
ですから70%から80%の出来を目指して対策する必要があります。
出題範囲はJSTQBテスト技術者資格制度Foundation Levelシラバスに準拠しています。
受験料 21、000円
参考にした図書
JSTQBテスト技術者資格制度Foundation Levelシラバスに
試験を受けて
会場は豊島区西巣鴨の大正大学でした。
受験生の中には女性が2割弱いました。
品質関連業務をされている方か?
出席率は空席の状況から9割以上と高出席率です。
なかには知った顔がありました。
試験ですが、用語の意味を問う問題ばかりと思いきや、テストケースを作成する問題とか、フローチャートを理解しないと解けない問題とかありました。
しかし、シラバスを一読し、想定問題集を解くことで、試験準備としては十分です。また、本番でも問題なく対応できます。
試験問題40問を約70分でマークし、マークの付け間違いが無いか確認して、なんと1問発見し修正。
その後、問題の再見直しをした結果勘違いを一問発見し、修正し、残り時間5分となり、そのまま、制限時間まで教室に居ました。
まとめ
出来栄えとしては、完璧といいたいところですが、人は誤りをするということですので(シラバスに記述されている)9割程度の出来と見込んでいます。
実際の得点率は、公表されない(合否だけ)でしょうから、いくらで合格するかわかりませんが、問題ないと思います。(強気)
備え
まずはJSTQBのシラバスをダウンロードしワード化しました。
比較的読みやすい文章です。
翻訳ものにしてはとてもよく日本語表現していると思います。
中級ソフトウェアの試験対策の一環でシラバスに2度も目を通していました。
12月のとある日曜日にJSTQBのFLの無料試験サイトを見つけ、トライしてみたところ、なんと点数が55点から65点止まり。
危機感が芽生えちゃいました。
Webで対策本がないか確認したところ、問題集なるものが出版されているようです。
しかし、ボーナスも減る一方ですからあまり費用を掛けたくありません。
対策本はあきらめ、ネットの無料サイトを活用することとしました。
ネットの無料試験サイトで確認できる試験問題は、用語を正しく理解しているかを確認するものです。
実際に本番の試験を受けた印象もやはり同じ。
(一部の問題を除いて)用語の定義をシラバスの言葉で語れるならばまったく問題ありません。
ただし、これまで仕事で普段使い慣れている言葉がシラバスと完全にマッチしているとは限りません。
そのような方は、この際に言葉の意味(定義)を矯正することになります。
(たとえが、エラー、と欠陥と故障の違いが説明できれば問題ありません)
期間:
12月10日-12月16日 自作問題集の作成(400問)
1月28日- 2月 1日 自作問題集の400問をチェック
2月 4日- 2月 7日 1クール目に誤った問題をチェック
2月14日- 2月16日 用語集を一読(試験当日まで掛かりました)
2月16日 試験会場までの移動中にシラバスの再確認 本番
結果
合格
ファンデーションが無事に終わりましたので、次はアドバンスにチャレンジしたいと思います。(2014年2月)