・運行管理者・貨物を受験しました

 

 受験した資格

運行管理者 貨物

 

 試験日時 

2015年 8月23日(日)13:00(12:30集合~15:00)

 

 場所

東京都市大学・キャンパス

最寄り駅:東急大井町線・尾山台

 

 運行管理者・貨物とは

運行管理者とは、国土交通大臣指定試験機関の行う運行管理者試験に合格した者などの中から、安全輸送の責任者として自動車運送事業者から選任を受けたひとのことです。

 

運行管理者の具体的な職務は「道路運送法」、「貨物自動車運送事業法」に基づいて、事業用自動車の運転者の乗務割の作成、休憩・睡眠施設の保守管理、運転者の指導監督、点呼による運転者の疲労・健康状態等の把握や安全運行の指示など、事業用自動車の運行の安全を確保するための業務を行います。

 

試験実施団体のホームページより引用

 

また、自動車運送事業者(貨物軽自動車運送事業者を除く)は、一定の数以上の事業用自動車を有している営業所ごとに、一定の人数以上の運行管理者を選任しなくてはなりません。つまり、運行管理者がいないと車が出せないということになります。

 

 試験概要

試験の内容ですが、次に掲げる出題分野ごとの法令(法律に基づく命令等を含む)等について筆記で行います。

(1)貨物自動車は貨物自動車運送事業法、旅客自動車は道路運送法:8問

(2)道路運送車両法:4問

(3)道路交通法:5問

(4)労働基準法:6問

(5)その他運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識及び能力:7問

合計 30問

で、試験時間は90分。

 

受験料はほかの国家試験系に比べてお安く、6,000円です。

 

  受講資格について

次の(1)又は(2)のいずれかの要件を満たしていることが必要です。

 

(1)試験日の前日において、自動車運送事業(貨物軽自動車運送事業を除く)の用に供する事業用自動車又は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車(緑色のナンバーの車)の運行の管理に関し、1年以上の実務の経験を有する方

 

(2)国土交通大臣が認定する講習実施機関において、平成7年4月1日以降の試験区分に応じた基礎講習を修了(受講予定の方は、試験日の前日までに修了)した方

 

なお、当方は実務経験などまったくありませんので、(2)の国土交通大臣が指定する講習実施機関において、貨物の試験区分の基礎講習を修了して受験することができました。

 

 参考にした図書

・運行管理者国家試験対策標準テキスト

・過去7回問題集&本年度予想模擬試験 貨物 ’15年版 2,268円

・平成24年から26年の過去問題(HPよりダウンロード)

 

 試験を受けて

今回の試験は、いつもの東京都市大学です。家から近いのですが、最寄り駅から結構歩きます。

 

駅に降り立つと、試験の案内者がプラカードを持って立っていました。えらく親切な試験だなーと思いました。

 

また。会場までの通行ルートですが、途中の交番から左折するのではなく、まっすぐ多摩堤通りへ向かわせるものでした。

 

あえてガードマンにそのように誘導させているのでしょう。理由はわかりません。

 

試験会場にちょっと早く着いたため、試験会場である建物の中にはいることができません。なので、日差しが強いなかあちこちに受験生が日陰を求めて座っていました。

 

受験された方の雰囲気ですが、圧倒的に男子が多かったです。かつ、運輸に携わっていると一目でわかる方もちらほら。仕事を休んでの受験と思われますのでわざわざ仕事服で来なくてもと思っちゃいました。

 

また、明らかに運輸業者と分かる紙袋をもっている方も居ました。ちなみに運輸系女子は1割程度ではないかと思われます。

 

さて、肝心の試験ですが、直近の過去問題まで前日に確認できなかったため、会場があくまでのわずかな時間を使って最終確認を実施しました。

 

その甲斐あって、出来栄えはギリギリセーフできたのではないかと思っています。また、車の制動距離を計算する問題も出題されたのですが、時間切れで適当マークとなってしまいました。

 

制限時間いっぱい使わないとできない試験ということで難易度的には中から高といった感じです。ちなみに、昨年度の実施状況は次の通りです。

 

受験者:27,610人

合格者:10,181人

合格率   36.9%

 

しっかり対策を行えば合格できると思います。

 

 まとめ

自己採点でギリギリでしたが、二度も同じテキストは読みたくないので何とか合格したいと思います。

 

今回で合格できた場合には、次回は別の資格区分である「旅客」に挑戦してみたいとと思います。

 

そのためには、もう一度、旅客に関する基礎講習を受講して修了する必要があります。ちなみに、次回の試験は、平成28年3月6日です。

 

 備え

業界が全く違い経験も知識もないので、まずは購入したテキストを一読し、その後、テキストに掲載されている問題集を確認し、3回分の過去問題をチェックして試験に臨みたいと考えております。

 

得点目標は8割目標とし、7割で通過したいと思います。

 

期間:

7月13日週 テキスト読み込み

8月 3日週 テキスト読み込み

8月17日週 テキスト読み込み&過去問題チェック

8月22日  過去問題のチェック

8月23日  本試験

 

時間:

10時間30分

 

 結果

合格

 

8月22日(土) 試験前日

試験前日ですが、なかなかスイッチが入らず、まずは床屋へ行って散髪しました。

 

8月23日(日) 本試験日

会場に早めに到着したので、最後の追い込みを実施。教材は前年度の最新問題です。

 

8月24日(月) 試験翌日

既に試験実施団体から解答が発表されていました。恐る恐る採点してみましたら、なんとか18問当たっていました。

 

合格基準が例年30問中18問当たっていることとされていますので、ギリギリ行けたのではないかと思っています。

 

9月18日(金) 9:00 公開

受験番号T1515-0445 ありました。

 

==貨物試験合格者(東京受験者)==

T 1515 0403 T 1515 0408 T 1515 0428 T 1515 0431 T 1515 0437

T 1515 0439 T 1515 0445 T 1515 0451 T 1515 0452 T 1515 0458

T 1515 0663 T 1515 0665 T 1515 0669 T 1515 0697 T 1515 0702

 

==試験データ==

受験者数 32,699人

合格者数  7,402人

合格率    22.6%