・かながわ検定・横浜ライセンス受験体験記

 

  受験した資格

かながわ検定・横浜ライセンス 2級、1級

 

  日時

2017年 3月26日(日)10時00分~14時00分

 

  場所

横浜市立大学 金沢八景キャンパス

最寄り駅:京急金沢八景駅

 

  かながわ検定・横浜ライセンスとは

地域の歴史や文化、観光などについての知識を問う「ご当地検定」が全国で展開されています。

 

「郷土をもっと知りたい」「地域の知識を仕事に生かしたい」などの市民ニーズに応え、かながわ検定は生まれました。

 

観光資源や自然景観に恵まれ、多彩な魅力にあふれた神奈川のご当地検定「かながわ検定」は、神奈川全域を対象にした「神奈川ライセンス」と、横浜地域を対象にした「横浜ライセンス」の2本立てで、神奈川や横浜を学ぶ機会を提供し、観光振興に寄与するとともに、当地の魅力を国内外に向けて発信することを目指しています。

 

かながわ検定協議会発行の「わたしたちの横浜」(小学生)と公式テキスト「わかるヨコハマ」(中学生)は横浜市立の小、中学校の社会科副読本として総合学習の授業で活用されています。

 

試験実施団体のホームページより引用

 

  試験概要

(1)実施級

・1級

  対象  :年齢、性別、学歴、国籍は問いません

  試験時間:90分 

  出題数 :50問 

  合格基準:70点以上 出題形式:記述式

  試験開始:10時00分~

 

・2級

  対象  :年齢、性別、学歴、国籍は問いません

  試験時間:90分 

  出題数 :100問

  合格基準:70点以上 出題形式:四者択一

  試験開始:13時00分~

 

・申込期間 :平成29年 1月 5日(木)~

       平成29年 3月 6日(月)

 

(2)試験概要

・出題範囲:横浜に関することがらについて。

「歴史」「現代」「自然」「神奈川新聞

 ニュースサイト・カナロコ問題」「テーマ問題」の5分野から出題します。

 テーマ問題は「知られざる横浜線」です。

 

・等級 :1級-高度な知識を問う

     2級-やや高度な知識を問う

 

・受験料:1級 6,480円(税込)

     2級 4,320円(税込)

 

・合否発表:平成29年4月下旬、受験者本人宛郵送いたします。

 

・公式テキスト:

 ○12回テーマ問題参考図書 季刊誌「横濱」2016年春号、神奈川新聞社発行

 ○受験参考問題集 よこはま百問 2006年発行 かながわ検定協議会編

 ○かながわ検定・横浜ライセンス検定試験過去問題集全1000問 2010年発行

 ○わかるヨコハマ 2009年発行

 ○受験参考問題集 よこはま百問2009 2009年発行

 

・合格者特典:

神奈川県立歴史博物館 横浜市中区南仲通5−60

 ※常設展・特別展の観覧料を団体割引料金に減額

 常設展:50円減額 特別展:50円〜100円減額

 http://ch.kanagawa-museum.jp/

横浜開港資料館 横浜市中区日本大通3

 一般200円→150

 http://www.kaikou.city.yokohama.jp/

 ○横浜市立歴史博物館 横浜市都筑区中川中央1-18-1

 一般400円→320円、高大学生200円→160円

 http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/

横浜都市発展記念館 横浜市中区日本大通12

 一般200円→150

 http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/

横浜ユーラシア文化館 横浜市中区日本大通12

 一般200円→150

 http://www.eurasia.city.yokohama.jp/

日本新聞博物館 横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター

 一般・大学生    通常料金500円→400円

 http://newspark.jp/newspark/

日本郵船氷川丸&日本郵船歴史博物館 セット券の割引

 一般 通常料金500円→300円

 日本郵船氷川丸 横浜市中区山下町山下公園地先

 日本郵船歴史博物館 横浜市中区海岸通3-9 横浜郵船ビル1F

 http://www.nyk.com/rekishi/

帆船日本丸・横浜みなと博物館共通券の割引

 高校生以上  通常料金600円→500円

 ※ 日本丸が休館の場合は50円引き

 ※ 特別展示は対象外

 帆船日本丸・横浜みなと博物館 横浜市西区みなとみらい2-1-1

 http://www.nippon-maru.or.jp/

宮川香山 眞葛ミュージアム 横浜市神奈川区栄町6-

 大人300円(通常500円)、

 http://kozan-makuzu.com まで

大佛次郎記念館 横浜市中区山手町113番地

 一般200円→150

 http://www.yaf.or.jp/facilities/osaragi/ 

             

公式ホームページより引用

 

  受験してみて

=試験前日=

 

試験はいよいよ明日です。最後の追込みでと悪あがきをします。

 

何処で追い込みをしようかちょっと考えましたが、集中できる場所であることと、

ある程度まとまった時間を確保できる場所であるところで追込みをする必要があると考え、麻布図書館としました。

 

それと、参考に借りた図書の返却もあるので都合が良いです。

 

麻布十番に11時30分ころ到着し、珍しくMACで朝食兼昼食を頂きます。

注文したのはバリューセット。

 

先ずは図書の返却を済ませ、自習できる窓際の席を確保します。

席には席数の1/3程度の方が居ました。

 

さて、最後の追込みですが、いまさら公式テキストをおさらいしてもどの道間に合いません。

 

なので、1000問ある過去問題集をチェックすることにします。

特に、今回は最終回なので、温故知新ではありませんが初期の頃の問題を重点的に確認することにします。

 

それと、前回の2級問題の確認です。

 

前回の2級の問題で誤った箇所を再確認したら結構正答できました。

 

やはり、前回はインプット不足(対策時間が11時間弱)だということのようです。

 

なので、合格ラインは超えそうな予感です。

されど、最終回ということもあり2級だけは必勝したいという想いが強いです。

 

また、過去問題ですが、各回の4級から3級までのエラー率は10%未満までとなり、2級の問題のエラー率が20%未満まで追込みできたので、一定の成果はあったものと考えられます。

 

結局、試験前日は3時間ほど過去問題と向き合いました。

 

=試験当日=

・午前・2級受験 天候:雨

 

今日は生憎の雨です。それも寒いです。冬に戻ったような気温です。

自宅を8時15分ごろ出発します。

 

途中の電車で過去問題のまだ覚え切れていないものについて再確認をします。

東横線車中および京急のなかでも再確認をします。

 

横浜駅で京急久里浜行きに乗車して席に座ったらなんと横浜検定の過去問題をチェックしている方が左隣でした。

 

メガネが赤色だったのでたぶんあの方ではないかと思っております。

 

ホームページのお顔の印象とは違いますが。当然降りる駅も一緒です。

 

試験会場である横浜市立大学へは試験開始の40分ほど前に到着しました。

 

会場は1号館の3階です。控え室が305号室で試験会場は304号室です。

 

試験会場に入場できるのは9時30分からなので、控え室で過去問題の再チェックをします。そして案内があり会場に入ります。

 

今回の2級の受験者ですが、受験番号から68名と思われます。

受験者の雰囲気ですが、若い方は少なく、年配それも70歳から80歳と思われる方が数多くいらっしゃいました。横浜が好きなかたがたが多数居るということです。

 

10時ちょうどになってから試験の説明があり、10時3分から試験開始です。

歴史編はそれほど問題となるものは無くさくさく解答していきます。

 

問題となったのは横浜線に関する問題です。

開業当時の会社名を答える問題なのですが、なんと覚えておりません。

神奈川鉄道もしくは横浜鉄道のどちらか悩んだ挙句神奈川鉄道としてしまいました。

 

あと、市民の森で一番面積が大きい問題なのですが、こちらもまったく覚えていません。

 

それと、山手の建物で移築されたものが出題され、山手散策をしなかったことをちょっと後悔しました。

 

解答作業は45分ほどで終了し、解答の再確認と答案の記載ミスがないか確認して10時50分に退出しました。

 

退出後、その場で配られた解答と照合した結果、17問が誤っておりましたので83点で合格見込みとなります。

 

=試験当日=

・午後・1級受験

 

2級受験終了後、おにぎりをひとつだけ頂きました。何時もの眠気防止です。

 

その後、2級で誤った箇所の再確認をし、1級の過去問題で出題されたものをチェックし、あとは各単語を書けるように手書き練習をしました。

 

それに加えて、横浜の発展に尽力していただいた異人さんのフルネームを覚えるべくチェックしました。

 

その中のおひとりで、エリザ・R・シドモアさんというジャーナリストであのワシントンに桜を咲かせた方がいまして山手に眠っているそうです。

今度お墓参りしなくてはなりません。

 

1級の試験開始は13時からですが、12時30分に会場に入りました。

 

受験者数ですが、受験番号から80名と思われます。

2級よりも申込者数が多いとは驚きです。

 

やはり最終回ということで記念受験の方もいるのではないと思われます。

 

1級受験者の雰囲気ですが、こちらも若い方よりも年配の方が多いようです。

中には、自分の席を一旦離れて戻れない方もいました。

 

足取りが怪しい方も数名いました。

ご当地検定も高齢化の波が押し寄せているのではないかと思ったほどです。

それでも1級にチャレンジするのですからたいしたものです。

 

試験は13時からですが、13時ちょっと前に試験の案内があったため、13時2分から開始となりました。

 

試験問題は50問なのですが、まったく思い出せないものが5問ほどあり、他の45問については分かっているのですが、正しい表記が出来ず、採点がどのようになるかわかりません。

 

また、問題となったのはカナコロの時事問題です。

 

こちらは昨夜スマートホンでチェックしたので細かい部分がノンチェックでした。

 

それと記事のタイトルがインプットできていませんでした。図書館の名前とかです。

 

また、テーマ問題で横浜線に投入された新型車両と同じものが投入された路線を答えるものについても山手線か常磐線かで迷って誤ってしまいました。

 

試験は結局50分で退出しました。

配布された解答と照らし合わせ、誤字や、かな表記などでどれだけ減点されるか次第で合否が決まるような気がします。

 

さて、楽しい試験も終わりましので、これから遅いお昼ごはんとします。

 

何時もはアオキで食事をするのですが、アオキは試験以外でも食事をする機会もあろうかと思い、試験会場の近くのMACですることにします。

 

お店は京急サニーマート店です。

学生さんから若い家族連れまで年齢層が広いです。バリューセットを頂きます。

 

帰り道なのですが、せっかく金沢八景まで来たのですから、幕末の六浦藩の陣屋跡を探して歩くことにしました。

 

古地図や風景画から京急金沢八景駅の南西側にあると踏んで駅の周辺を歩きます。

 

線路をくぐる隋道を見つけ山側へ向かいます。

細い路地を入ったところにやはりありました。

 

それも「米倉」と表札までありました。お殿様のお名前です。御子孫が暮らしているものと思われます。

 

  まとめ

残念ながらかながわ検定・横浜ライセンスの次回の試験はありません。

今回が最後の試験となってしまいました。

 

かながわ検定協議会も解散となります。

横浜検定ファンのひとりとしてとても残念でなりません。

 

仮に検定が復活するとしたら、開港200周年の42年前後になろうかと想います。

当方は98歳です。

 

そこまで生きて再び横浜検定を受検できれば幸せです。

 

  備え

時間:

公式テキスト

12月 10時間45分

 2月  1時間30分(過去問題含む)

 3月 26時間20分(過去問題含む)

本試験 2級  50分

    1級  50分

計   40時間15分

 

  結果

2級…合格

1級…至らず