・日本さかな検定を受験しました

 

受験した資格

第10回 日本さかな検定(愛称:ととけん) 3級

 

受験日

2019年6月23日(日)1300分~1410分(70分)

12時40分から説明

 

場所

東京会場:東京海洋大学 品川キャンパス

最寄り駅:JR品川駅

 

日本さかな検定とは

古来、日本人の心身を育んできた魚食、その伝統食の危機的状態が近年加速度的に進んでいます。

 

日本さかな検定では、検定という形で魚への関心や知識を深めていただくことで、世界に誇る日本の魚食文化の魅力の再発見につながることを願っております。

 

*愛称の「ととけん」には、古来、日本の子どもたちが愛着をもって魚を「とと」と呼んできたように、日本の豊かな魚食文化に親しんでいただきたいという願いを込めました。

 

日本さかな検定(愛称:ととけん)「フード・アクション・ニッポン アワード2015」 食文化・普及啓発部門 優秀賞 受賞!

 

「フード・アクション・ニッポン」は農林水産省が推進する国産農林水産物の消費拡大の取り組みの一環として創設されました。

 

国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者・団体等の優れた取り組みを表彰する「フード・アクション・ニッポン アワード2015」にて、日本さかな検定は食文化・普及啓発部門優秀賞を受賞いたしました。

 

「食文化・普及啓発部門」は今年新設され、地域の食文化の活用や保護・継承や、国産農林水産物の消費拡大につながる普及啓発における優れた活動を表彰する部門です。

 

日本さかな検定は、検定を通し世界に誇る日本の魚食文化や地域の魚の魅力を広く知らせる取り組みで、これまでにのべ2万2,000人が受検しております。

 

日本さかな検定の合格者たちが地域の魚食文化や日本の魚のおいしさを伝える語り部となり、日本の食文化の保護・継承に寄与するものとして、この度評価いただいたことを大変嬉しく存じます。

 

(1)魚食普及に向けて

魚食天国、日本では昭和30年生まれを境に若い層ほど魚離れが加速しています。

平成18年には、初めて1人1日当たりの魚介類の摂取量が肉類を下回り、平成22年には摂取量の差が過去最大に。(※1

 

これに関しては、「子供が魚を好まない」「調理がめんどう」「肉より割高」などの原因が挙げられています。(※2

 

また近年、店頭に並ぶ魚種は特定少数に絞られつつあり、コミュニティの魚食を支えてきた鮮魚店は減少の一途-25年間で63%減(※3)-を辿っています。

 

さらに核家族化や単身・共働き世帯の増加などの家族形態の変化といった様々な要因も加わり、魚を知らない日本人が増えてきているのは確かなようです。

 

魚は元々、旬や調理法などを人から人へ、親から子へと伝えていったことで次の世代に受け継がれてきた食材でした。

 

対面販売を身上とする鮮魚小売店の減少と家族構成の劇的な変化によって、魚をおいしく味わう知恵の継承が失われつつあります。

 

私たち、一般社団法人日本さかな検定協会はこの検定を通じて、全国津々浦々に水揚げされ、四季折々の旬が楽しめる多様な魚介とそれを巡る匠の技や多彩な文化への興味・関心を広く喚起することで、魚食の普及に役立ちたいと考えています。

 

日本が20世紀初頭に発見した第五の味覚「うま味」に代表されるように、日本人が微妙な味を「おいしい」と感じる能力のルーツである魚食文化の復活と継承に寄与したいと考えます。

 

(2)世界三大漁場「三陸」の漁場復興に向けて

「日本さかな検定を通じて、少しでも復興支援のお役にたてれば」との思いから、 受検者の方の受検料の一部を、三陸の漁業復興のための義援金として寄贈し、また、ととけんの「問題」を通じて三陸地方の海産物を紹介することで、復興のエールを送りたいと考えます。

 公式ホームページより引用

 

実施概要

・申込締切り

 第10回日本さかな検定の申し込み受付開始は20192月上旬よりWeb先行にて受付予

 定です。

 

・実施級・受検料

 3級:初級 初めて出会う発見や感動を通して魚にもっと親しみたい方を対象。

 2級:中級 魚好きにして通を自認する一般の方や漁業・流通・調理に携わる方で、

 さらに魚食文化の奥深さを身につけたい方を対象。

 1級:上級 魚と日本の魚食文化に関する広範囲の知識の頂点を目指す方を対象。

 日本さかな検定2級(中級)合格者対象。

 ※受検料の一部を東日本大震災の義援金として寄贈し、水産関係施設の復興を支援

 します。

 

・受験料(個人受験)

 3級 4,200円(税込)

 2級 5,200円(税込)

 1級 7,300円(税込)

 3級・2級併願割引 8,400(税込)

 

・検定会場

 酒田:酒田市公益研修センター【東北公益文科大学内】を予定

 石巻:石巻市水産総合振興センターを予定

 東京:東京海洋大学 品川キャンパス

 静岡:静岡市内を予定

 名古屋:吹上ホール

 大阪:未定

 鹿児島:鹿児島大学水産学部

 ※受検会場は、受検票送付時にご案内いたします。

 

・開催誘致

 酒田:ととけん酒田実行委員会

 石巻:石巻商工会議所・石巻魚市場株式会社

 静岡:静岡県信用漁業協同組合連合会

 名古屋:柳橋中央市場マルナカ食品センター

 鹿児島:鹿児島大学産学・地域共創センター

 

・受検資格

【3級・2級】:魚に関心を寄せる方ならどなたでも受検可。

 いずれの級からでも受検可能。

 年齢・経験等制限はございません。

 ※3級と2級の併願可。※2級は、3級に合格していなくても受検可。

【1級】:日本さかな検定2級(中級)合格者対象。

 

・出題レベル

 3級(初級):初めて出会う発見や感動を通して魚にもっと親しみたい方を対象と

 した初級レベル

 

 2級(中級):魚好きにして通を自認する一般の方や漁業・流通・調理に携わる方

 で、もっと魚食文化の奥深さを身につけたい方を対象とした中級レベル

 

 1級(上級):魚と日本の魚食文化に関する広範囲の知識の頂点を目指す方を対象と

 した上級レベル

 

・問題形式

 3級・2級・1級 マークシート100問 四者択一方式/100問 試験時間70分

 

・合格基準

 3級(初級):全100問中60問以上の正答者は合格

 60問以上を正答した受検者数が全体の70%未満の場合は、上位70%の受検者が

 合格となるよう合格基準を引き下げます。

 

 2級(中級):全100問中70問以上の正答者は合格

 70問以上を正答した受検者数が全体の50%未満の場合は、上位50%の受検者が

 合格となるよう合格基準を引き下げます。

 

 1級(上級):全100問中80問以上の正答者は合格

 70問より79問までの正答者を準1級に認定します。【新設】準1級認定

 

参考図書

・からだにおいしい魚の便利帳 全国お魚マップ&万能レシピ

2019年版 ととけん副読本/第10回模擬問題集

・第7回 3級問題

・第8回 3級問題

・第9回 3級問題

 

試験を受けて

本試験日 天候:曇り 気温:24℃

 

本日から8年の締めくくりを開始。ちょっと用事を済ませてから試験会場に向かいました。

 

今回の試験はとても珍しく、品川の東京海洋大学です。初めて行くことになります。

会場には、12時15分ごろに到着。

 

試験会場である講義棟には既に入室できるようで、係の方が受験票を確認するよう促していた。

 

当方の会場は2階の22号室。後ろから3列目。申し込みが早いためいつもの試験だと大体前列だが、今回は違います。

 

どのようなルールで席順を決めているのでしょうか? 

 

さて、試験の直前対策として、過去問をチェックをするのですが、過去問題傾向から同じ問題があまり出題されないため、副読本の魚を確認することにしました。

 

それもなじみが薄い関西系です。具体的には、京都を再確認しました。

 

さて、会場の雰囲気ですが、またまた、小学生がいまして、それも低学年です。親子で受験されているかたも見受けられました。

 

解いてみてやはり同じ問題は出題されていません。日本の食文化を問う問題なのです。出来映えですが、100問を解き終えたのが終了5分前です。

 

小学生などは退出可能時間に出退出するは、大したものです。毎日図鑑眺めて楽しんでいるのでしょう。

 

帰りは、ちょっとだけ片付けしてから一人反省会でし。答え合わせをすることもなく次の対策に取り掛かりました。

 

まとめ

来年もまた受験したいと思います。2級を受験します。2級対応のテキストと副読本を購入します。

 

備え

期間:

6月 3日(月)-6月22日(土)

 

時間:

公式テキスト   7時間15分

副読本      2時間00分

過去問題・第9回 1時間00分

過去問題・第8回 1時間00分

過去問題・第7回 1時間00分

本試験      1時間10分 

計       13時間25分

 

結果

合格