・東海道検定受検体験記

 

  受験した資格

東海道検定3級

 

  いつ

2019年3月3日(日)14時00分より15時30分まで(90分)

 

  どこで

品川宿交流館 東京都品川区北品川2-28-19

最寄り駅:京急・新馬場

 

  東海道検定とは

歴史の道『東海道』は、古代・大和の時代に生まれましたが、近世になり「東海道五十三次」で代表される如く、東海道の宿駅伝馬制度として発達しました。ただし、一般的な呼称とは異なり、その正確な歴史的有様は、東海道は五十七次でありました。

 

この歴史上の東海道は、人と物のまさに大動脈であったので、人々の生活習慣、その地域に生じた文化に与えた影響が大きく、往時に活用されたのみならず、現在においてもなおその影響力は残され、生涯学習、健康づくり、地域づくりのために活用されています。

 

そこでこのような現在の社会的な取り組みを効果的に行なって頂くために、改めて東海道五十七次に関する基本的な知識を正確に理解し身に付けるための契機をととのえ、またその到達点として検定制度が設けられました。

 

受検及び資格保有のメリット(役割)

検合格することにより『東海道マイスター』の称号が与えられます。

現代社会の生涯学習、健康づくり、地域づくりに権威ある指導者を目指して頂きたく存じます。

 

試験実施団体のホームページより引用

 

  検定概要

・検定方法(受検資格)

 3級受検者(新規)     4択法・100問

 2級受検者(既3級合格者) 4択法・50問と記述法・25問

 

・合格者呼称

 東海道マイスター

 

・合格点

 2級/80

 3級/70

 

・合格発表

 合格受検者に各個通知

 

・検定料

 1名/4,000

 

・申し込み締め切り

 1200名に達した時、若しくは申込書が平成31年2月20日必着分まで。

 

  参考にした図書

・歴史の道 東海道検定問題集 第4版

・東海道を歩く

 

  受験してみて

試験当日 天候:雨 気温:10℃

 

今日は冷たい雨です。冷えます。風もあります。東京マラソンでもあります。そんな中、一先ず中原市民館で待機します。

 

30分ほど問題集を確認。№1から№70ぐらいまで再確認をします。そしてちょっと早いと思いましたが12時に出発します。

 

ルートは、武蔵小杉-自由ヶ丘-大井町-品川-新馬場です。

 

会場である品川宿交流館には13時過ぎに到着。どうも一番乗りっぽい。早々に受付を済ませて休憩の椅子で問題集の残りをチェックです。

 

実際の試験会場は4Fの会議室。試験会場に案内されてからも残りの問題をチェックし、試験開始10分前に確認終了。

 

相変わらず対策がギリギリまで掛かってしまいました。試験対策は実質24日のきのこ検定が終了してからの1週間。

 

試験の3日前まで覚えていないことばかりでしたが、試験の間際まで問題集と向き合いなんとか間に合わせることができました。

 

さて、今回の試験は3級受験者が16名。2級受験者が2名で、なんと欠席者はいませんでした。皆さん東海道が御好きなようです。

 

肝心の出来栄えですが試験問題の9割がたは問題集からの出題だったと思います。若干分からない問題や勘違いなどありましたが大勢に影響はないものと思われます。

 

印象に残った問題は「旧東海道の栗原駅は何遺跡か」です。感で答えましたが外してしまいました。

 

そして試験が終わってから「うなぎのねどこ」でお茶とお菓子を頂きながら受験者同士の反省会というか答え合わせというか懇談会になりました。

 

その時間もほんの10分かと思いきや1時間以上も話をしながらお店から退場を通告されるまで話し込んでしまいました。

 

  まとめ

とても楽しい試験でしたので次回は2級に挑戦したいと思います。

 

  備え

期間:

2月12日(火)-3月2日(土)

 

時間:

問題集    11時間30分

東海道を歩く 4時間45分

本試験       30分

計      16時間45分

 

  結果

合格

 

  対策法

検定問題は、過去問題集だけでも合格できますが、折角ですので、東海道の歴史的文化を学んでみてはいかがでしょうか?

 

・ネタ本のチェック

「特定非営利活動法人 歴史の道 東海道宿駅会議」の顧問の「本多 隆成(ほんだ たかしげ)」さんが東海道検定の監修者です。

 

著書の中に、「東海道を歩く」があります。まずは、この本を読んで、東海道の概略を掴みます。

 

読み込むときのポイントはその宿場の特徴的なものを確認することです。例えば宿場の旧名称があればその名称などです。

 

・仕上げは過去問題集で

過去問題集に収録されている問題数は400個です。この400個の問題と解答を覚えてください。

 

検定問題のほとんどは、過去問題集から出題されています。最初のうちは、解らない問題が多いと思いますが、2回、3回と繰り返していくうちに、問題に対して答えられるようになります。3回か4回くらい繰り返すことで答えられるようになります。