・高齢者住まいアドバイザー検定を受験しました

 受験した資格

第9回 高齢者住まいアドバイザー検定

 

 いつ

2021年 4月25日(日)14時00分-15時00分

 

 どこで

東京都トラック総合会館

東京都新宿区四谷3--

最寄り駅:JR四谷駅

 

 高齢者住まいアドバイザー検定®とは 

高齢者住まいアドバイザー検定®は、超高齢社会において必要とされる高齢者の住まいや選び方、介護保険や年金等の社会保障、介護離職防止について、その基礎知識を学び、仕事や地域活動に活かせる水準であるか評価を与える検定試験であり、内閣府認可の一般財団法人職業技能振興会が認定する資格です。

 

世界で最も超高齢社会となった日本では、介護や不動産、金融をはじめ、あらゆる業界で高齢化対策・新規事業を模索し、一方、人事・総務部門などでは従業員を守るための介護離職防止が考えられています。

 

そのためには、高齢者の暮らし、有料老人ホーム・サ高住などの高齢者住まいと選び方、社会保障の基礎知識は欠かせません。

 

検定試験および試験対策の学習を通して、超高齢社会に必要な正しい知識を学び、キャリアアップ、就職活動、介護離職防止、地域活動などに役立てていただければと考えています。

 以上 公式ホームページより引用

 試験概要

(1)出題科目

・高齢化の加速と住まいの整備

 

・老後の暮らしの資金

 公的年金、社会保険、民間保険等

 

・介護保険の知識

 介護保険制度、介護保険サービス等

 

・在宅の暮らし

 介護の備えと介護予防、

 高齢者にも住みやすい住宅環境、

 在宅で利用できる介護・医療サービス、

 介護と仕事の両立等

 

・高齢者住宅・施設

 高齢者住宅・施設の種類と概要、

 経営主体、利用する介護保険サービス、

 居住の権利と保全措置等

 

・高齢者住宅・施設の探し方・選び方

 現状把握とライフプラン、

 選び方のチェックポイント、

 収支のシミュレーション、

 重要事項説明書、身元引受人等

 

(2)試験形態

 35問・マークシート方式

 一部記述あり(数字の選択)

 

(3)受験料

 6,000円 学生割引

 

(4)合格基準

 問題の総得点の7割を基準として(問題の難易度で補正あり)これに達した者。

 

(5)合否通知

 認定試験終了後、職業技能振興会より約6週間で郵送にて通知。

 

(6)認定

 合格後、認定登録手続きを完了した者に対し、財団法人職業技能振興会が認定す

 る。

 

(7)認定証の交付

 試験合格者のみ、認定登録料2,000円を別途振込。

 振込確認後、財団法人職業技能振興会より、認定証を交付される。

 

(8)認定証の更新

 3年毎の更新。更新料6,000円(3年分)を支払う。

 更新された方に、公式テキスト改訂版を送付される。

 試験実施団体のホームページより引用

 

 参考にした図書

・高齢者住まいアドバイザー®公式テキスト 第2版

 

 受験してみて

本試験日 天候:晴れ時々曇り 気温:23℃

 

午前中にホームページ掲載の問題例を確認。

初めての試験会場でもあるので早めに出発しました。

 

自宅を12時15分に出発。四ツ谷に13時過ぎに到着。

歩くこと約10分で試験会場である東京都トラック総合会館に13時15分ごろに着きました。

 

試験会場は13時30分開場と張り紙がしてありましたが、トイレを済ませて7階の会場へ上がりました。

 

会場のロビーは多くの受験者の方々が参考書を広げていました。

中には、午前中の直前対策講座を受講され、その時配布されたプリントを確認している方もいました。

 

直前対策講座を受講すると、事前に出題形式がわかってお得かもしれません。

しかし、今回は出費を減らすため、あえて直前対策講座は申込みませんでした。

 

肝心の試験ですが、事前に出題形式を確認できなかったため、解答用紙が配布されてちょっと驚きました。

 

具体的には、4択から5択の選択枝問題が35問。

それとは別に、3問が、単語群の中の答えを選んで単語に対応した数字を解答用紙に記述する問題です。

 

問は50個となり、一問あたり2点で合計100点満点と考えられます。

かつ、試験問題は解答用紙とともに回収されるため、自己採点はできません。

 

解答作業はおよそ40分程度で終えたのですが、一部の問題の見直しをしました。

 

具体的には、福祉用具のサービス対象者の確認、介護予防・日常生活支援総合事業の

サービスの流れの確認や、探し方・選び方フローチャートの確認をして60分となりました。

 

 まとめ

昨年と試験の直近の2週間で2回程テキストを読んで試験に臨みましたが、意外と覚えていない事柄や、読み飛ばした図表やフローチャートから出題されて面喰いました。

 

ですが久々の会場試験で楽しいひと時でした。

 

合格ラインが70%超えということで、合格できてもできなくても、合格ラインぎりぎりでしょう。

 

届かなかったら、来年は直前対策講座を受講して臨みたいと思います。

 

 備え

期間:4月2日(金)-4月24日(土)

時間:テキスト 10時間20分

   問題例   1時間30分

   本試験   1時間00分

   計    12時間50分

 

 結果

5月 3日(月)

合格通知を受領。得点は71点とぎりぎりでした。

 

5月17日(月)

試験実施団体よりメールがありました。

第9回の試験では、113名が合格し、合格率は90.4%とのことでした。

 

10人に受ければ9人は合格することになります。

落とさなくて本当に良かったです。

 

 対策法

公式テキストから偏りなく出題されるため、テキストは丁寧に読み込む。

 

主な出題のポイントは下記の通り。

・公式テキストの赤く印刷されている部分は頻出箇所

・図表やフローチャートの読み飛ばしが厳禁

・返還金の金額の計算方法(償却計算)

・各施設の居室の面積

 

なお、出題形式が公表されていないことと、過去問題が掲載されていないため、公式ホームページに掲載されている問題例を確認することをお勧めします。