・2017年に受験した松本検定の記憶です。

 

受験した資格

松本検定 基本コース

 

日時

2017年 2月19日(日) 10時30分~12時00分

 

場所

なんなんひろば松南公民館 松本市 最寄り駅 篠ノ井線 JR南松本駅
 

松本検定とは

松本市の歴史や文化、自然環境や観光名所などを総合的に学び、豊かな人材を育成することを目的として「第11回松本検定」を実施いたします。


 今回もジュニア、基本、上級の3コースを実施するとともに、団体受験や平日開催も引き続き実施いたします。

 

また、第8回から小学生の受験料を1,000円から500円に値下げをしております。

 

ワンコインでチャレンジができますので、多くの皆様のご応募をお待ちしております。
                         試験実施団体のHPから引用

試験概要

(1)コース
・基本コース
  対象  :資格要件なし(どなたでも受験できます)
  試験時間:  90分 
  出題数 :100問 過去問題から20%以上+公式テキストから80%以上出題
  合格基準:  70点以上 出題形式:四者択一式マークシート
 

・上級コース
  対象  :基本コース合格者
  試験時間:  90分 
  出題数 :100問 過去問題から20%以上+公式テキストから60%以上出題
  合格基準:  80点以上 出題形式:四者択一式マークシート
 

(2)概要
・出題範囲:松本市の概要/自然/歴史/観光地/観光関連施設/神社・仏閣/
       生活文化(食・歳時記・方言・土産など) etc.
 ※試験問題はコース毎に異なります。(ジュニアコースは小学生向け問題です。)
 

・公式テキスト:新「松本を楽しむ本」第5版(定価:1,200円(税別))
 (編集:松本を楽しむ本編集委員会 発行:新まつもと物語プロジェクト)
 

・受験料:一般(高校生以上)   3,000円
     中学生         1,000円
     小学生          500円
※申込書受領後、専用の振込用紙を郵送いたしますので、お支払いください。
 

・受験票 :申込締切り後、全員に郵送により送付いたします。
 

・試験会場:受験票でお知らせします
 

・合否発表:平成29年3月21日以降、受験者本人宛郵送いたします。
 (合格者には、合格証・認定証・バッジを交付します)
 

・特典等:検定合格者には合格証・認定証・認定バッチを交付します。

また、松本の魅力を伝える案内役としてご活躍いただけるよう、松本城、市立博物 館等の施設入館料(常設展示のみ)が2年間無料となります。
旅館・ホテル、飲食店、団体受験の企業などにお勤めの合格者の中から、希望者には「松本マイスター」のステッカーをお配りします。

 

また、タクシー運転手の方には「松本マイスター」認定証をお配りします。

お客様へのおもてなしにご活用ください。
                         試験実施団体のHPより引用

 

試験前日・移動

久しぶりの松本です。さてどんな景色になっていることか楽しみです。
 

家を10時30分頃に出発し、目黒経由で新宿を目指します。

なぜ新宿かというと、JRだと6,000円もかかるため、費用を抑えて高速バスで行くことにします。

 

一旦新宿で下車し、チケットショップへ。

 

そこで松本までの高速バスのチケットありますかと訪ねたところ扱っていないとのこと。うー、仕方が無いので特急あずさの回数券のお値段を聞いたら4,600円とのこと。

 

バスと値段とあまり違いがありません。

ということで予定を変更しバスから電車で行くことになりました。
 

先ずは券売機で座席指定を受け、12時丁度発松本行きに乗車。車中では、公式テキストの「松本の文化」を再確認し、過去問で覚え切れなかった部分の再確認をします。
 

松本駅には、少し遅れて14時38分ごろに到着。

列車が到着した時の「まつもとー、まつもとー」と駅のアナウンスは変わっていません。駅ビルも昔のままです。
 

お昼はおにぎり一個でしたので、駅のすぐそばにある、「榑木野」で奈川の名物である「とうじそば」を頂きます。お値段は 1,550円です。
 

その後、本日宿泊する東横イン松本駅前へ。向かう通りですがコンビニが増えた気がします。ホテルでチェックインを済ませ、散策をすることにします。

 

散策した場所は次の通りです。
 

飯田町→源智の井戸→松本市美術館→蒸気機関の水を取った場所(国鉄OBの碑)

→あがたの森(講堂見学、校長室見学、教室見学)

→旧制高等学校記念館(喫茶コーナーはそのまま)→槻井泉神社の湧水

→旧念来寺の鐘楼→女鳥羽川北側路地→大正ロマンの街→横丁

→縄手通り(穂高クラフト)→蔵の井戸→蔵シック館→牛つなぎ石→PARCO

→Mウイング→女鳥羽橋→塩の道→二の丸→松本城→西堀通り→西堀公園井戸

→花時計公園→ホテル
 

ホテルで一休みしてから「信州ゴールデン新館」で夕食兼ちょい吞みです。

ここで「山賊焼き」なるメニューを頼んだのですが、ボリュームが半端じゃなく食べるのに苦労しました。

 

また、居酒屋だけあって地元と思われる方がいて少しだけ方言(やっぱりイントネーションが違います)が聞けました。しかし、公式テキストに載っているような方言は聞けません。

仕方ありませんので、方言については試験の直前に再確認することにします。
 

お腹がいっぱいになりましたが、ちょっとだけ吞足りないのでアイリッシュバー

「Old Rock」というお店を見つけて入ります。お店の人に聞いたら12年目とのこと。

がんばっています。

 

松本オーサムペールエール(ハーフ)を一杯だけ呑んで帰りました。

 

試験当日

7時30分に起床し、身支度をします。ホテルの1Fで少なめの朝食を頂きます。

8時38分発甲府行きに乗車し、8時41分に南松本に着。

 

会場まで徒歩で歩くこと10分程度です。

途中、北アルプスの雪景色と美が原の雪景色がとてもきれいです。
 

試験会場は準備中で、用意された控え室で待つことに。既に受験者が2名いました。
二人はこれまで何回か受験されているようで、しきりに試験の内容のことや公式テキストの誤りについて話しています。

 

また、サーカークラブ松本山雅FCの順位だとか草間彌生さんが文化勲章を受章したなど時事ネタを確認しあっています。不味い、当方が知らない話題ばかりです。
 

係りの方から会場への入場が可能とアナウンスがあり会場に入ります。

9時15分です。試験開始まであと1時間と15分です。

 

早くからこられた方はなんと上級の試験会場に入っていきました。

上級受験者は受験番号から30名のようです。

 

当方は基本級の試験会場である3Fの大会議室に入ります。

会議室の正面に向かって一番左の列の最後尾が今回の受験席となります。

 

席には既に解答用紙が配布されています。

席について試験の準備に取り掛かります。

 

そして『スーパーおまじないチョコレート』を一粒頂きます。

本日は昨夜の冷え込みと降雪の為、とても寒くトイレが近くてしかたがありません。
 

あとは試験開始まで追い込みを行います。

追い込みといってもいつもの1点チェックです。

 

松本平の方言を再確認します。そしてあとは試験開始を待つのみです。


試験会場の雰囲気ですが、小学生と思われる親子連れから若い方そしてご老人まで居ました。

欠席者は数名だと思われます。年に一度の試験ですから欠席はもったいないです。
 

それと、新聞社の方が取材に来ていまして、なんと当方がインタビューを受けました。試験に臨む意気込みを聞かせて欲しいとのことで、松本の魅力を楽しむためにより多くのことを知りたいと話しました。(受験マニアとは言わなかった)
 

10時15分になったところで試験監督員が試験の説明に入ります。

そして試験はきっちり10時30分から始まりました。
 

肝心の試験ですが、分からない問題が数問ありました。
 松本の俳人を応える問題。
 深志神社の祭礼
 松本のお菓子のブランド名
 食材を残さない運動名
 善光寺道の標識の位置
 8月に行われない行事 
の6問がはっきりせず、感で答えました。

 

しかし、深志神社の祭神から天神祭りであることが推察されたので問題なし。

食材を残さない運動名も30、10の数字から3割、1割だろうと感を働かせ問題なし。

あとの問題は当たっているか分かりません。
 

ちなみに「残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動」は次のようです。
正式名称は【おそとで「残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動」】のようです。

 

飲食店等からの生ごみのうち、約6割がお客さんの食べ残した料理だそうで、会食、

宴会時での食べ残しを減らすために、次の取り組みを推奨しているようです。
 

・注文の際に適量を注文しましょう。
・乾杯後30分間は席を立たず料理を楽しみましょう。
・お開き前10分間は自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。
 「もったいない」を心がけ、食品ロス削減の取組みのようです。
 

ということで、90%は出来ているものと思われます。

合格基準は70%以上ですのでまったく問題ありません。
 

試験のほうは、約30分でマーキングを終え、マークミスがないか10分ほど

点検し退席可能である11時15分を待って退席しました。

南松本から11時38分の松本行きに乗車し、松本まで一駅のたび。

その後、駅ビルの中を散策してから、深志神社に向かいます。

 

途中、郵便局発祥の地をめぐり、参道には天神通りの名前がありました。

深志神社では鉛筆を頂きました。
 

そこからの散策は次の通り。


松本郵便局発祥の地→天神通り→深志神社→源池の水源地井戸

→伊織の井戸(お墓)→鍛冶橋→建築研究所→裏町通り→鯛慢の井戸→市役所

→松本神社→松本城近くのそばや(昼食)→「そばや」(昔と変わりません)

→旧司祭館→旧開智学校→松本城・埋橋→塩乃井銭湯→大手門井戸→穂高クラフト

→蔵の井戸→蔵シック館(コーヒーセット650円)→石井スポーツ→隣のお店

→Old Rock→牛つなぎ石→松本駅(土産購入)
 

帰途

松本発15:19分の新宿行きに乗って帰ってきました。

途中、教育心理学の本を読みながら7月の試験に備えました。
 

楽しい松本紀行でした。

 

結果

公式HPに問題と解答が掲載されましたので、正答を確認しましたら、

11問誤っていました。

 

70点以上が合格ですので、89点(19点オーバー)で合格見込みとなります。

合格証を頂いたら再び市内観光をしたいと思います。