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先日、用事があって東京に行きました。

せっかく東京に行くから日帰りはもったいない、ということで、
知り合いの家に泊まることにして東京を満喫することに。

用事はあっという間に済んだので、時間は有り余っています。



そこで以前我が家の杉山さんが
「新橋にとんかつ屋さんがあるんだけど、そこのしょうが焼きが美味いんだよ!ガハハハ!」
と言っていたのを思いだし、場所を聞いて行ってみることにしました。

新橋には、「サラリーマンにインタビューする街」というイメージしかありませんでしたが、
行ってみるとサラリーマン以外もたくさん歩いていて驚きました。

自分の中の新橋感がみるみる崩壊しているのを感じながら歩いていると、ほどなくお店は見つかりました。



歴史を感じさせる店内の雰囲気に、期待が高まります。

が、しかし、メニューを見てもお目当てのしょうが焼きの文字がありません。

どうやらランチタイム用のメニューにはしょうが焼きは入っていないようです。



とんかつも美味しそうだし、ロースカツ定食でも頼もうか…と思いましたが、やはり杉山さんの言葉が頭をよぎります。



とんかつも美味いけど、しょうが焼きが美味いんだよ!

ガハハハ…



あんな肉が分厚いしょうが焼き初めてだったよ!

ガハハハ…



肉にこだわってんだよ!

ガハハハ…



ガハハハ…

ガハハハ…



やっぱりしょうが焼きだ!

僕はダメ元でご主人に聞いてみました。

「しょうが焼きって出来ます?」



ご主人は仏のような顔でこう答えてくれました。

「いいですよ。作りましょう」



運ばれてきたしょうが焼き定食は、お肉も大きく、漬物や豚汁もついてボリューム満点。

味もとても美味しくて、まるで天国でした。

僕の食べっぷりは、さながらアメフト部員のようだったことでしょう。



満足して店を出ると、少しだけ自分がこの街に馴染めたような気がしました。

また東京に行く機会があれば、今度はとんかつを食べようと思います。